2018
4
20
ベトナムのホーチミンを3週間一人旅してきました




イタリアから帰国して2週間。


台湾やマレーシアを旅した時と同じく、再び1人で海外を目指しました。

つい少し前までイタリアで怒涛のハム&チーズ生活を味わったばかりだったので、胃もたれしなさそうな東南アジアのベトナムへ。


…とは言っても。


例によってベトナムに関する知識はほぼゼロで、ベトナム戦争があったこと、首都がホーチミンであることしか知りませんでした。

まあ、行けばなんかあるだろう!ということで今回はベトナムのホーチミンを中心に3週間滞在してきたので、一人旅の旅行記をまとめていきます。



ベトナムという国について



まずはベトナムについて予習をしておきましょう。

ベトナムは中国のすぐ下にある日本と同じような面積の国で、日本列島を縦長に引き伸ばしたような形をしてます。




首都はハノイです。

ホーチミンではなくハノイです。


僕がベトナムについて知っている2つの知識のうち、なんと1つは間違っていました

…ただ、言い訳しておくとベトナム最大の都市はホーチミンで合ってます。ついでに言うと、ベトナム戦争で有名なサイゴン=ホーチミンです。



あと、ベトナムの特徴として社会主義国である事が挙げられますね。

そのせいか、某国を思い出させる鎌と槌の例のマークをたくさん見かけます。そのせいか旗やらTシャツやらで赤く染まっているお土産屋さんもチラホラと。


街中でホーおじさん+赤色のセットが何度も目に入ります。




おまけにホーチミンってレストランとかの前に必ず憲兵だか警備員だかが立って監視してます。

…と思ったのですが実際には憲兵は椅子に座ってスマホゲームしてるだけ。たまーに店の前のバイクを綺麗に並べるくらいで、厳しいんだか緩いんだか分からない国がベトナムです。



ホーチミンでプチぼったくり&詐欺未遂に遭う



ベトナム人は銭闘力高めです。


ぼったくりのメッカと言われるインドやエジプトほどではないと思いますが、ベトナムも旅行者に対しては相当ボッてきます。

僕も実際に何度かぼったくられた…というか、気づいてないだけで何度も外国人料金を上乗せして取られていると思います。


ホーチミン滞在中にもこんな事がありました。



観光初日から容赦なくぼったくる両替所





はい、実は初日からぼったくられました。


ホーチミン市街へ出て夕食でも取ろうと思った僕ですが、まだホーチミンのお金VND(ドン)を持っていなかったので、両替しないことには一文無しです。

手数料の安い換金所はすでに調べてあったのですが、もう夜だし、ホテルから地味に遠いし、何よりベトナムの交通マナーが悪すぎて道路を歩きたくない…


結局、疲れていたこともあり近場の両替所へ。

そして、当然のようにカモられました



僕が1万円を出すと両替所のおっさんは200万ドンを突き出してきました。問題はこのレートが適正なのかどうか判断できないということです。

特にベトナムって50円で10000ドンとかになるので、桁が大きいぶん換算がしづらいんですよね。…まあ、他の国でも両替で問題起きた事はないし、今回もこのおっさんを信じようじゃないかということで200万ドンを受け取り両替所を後にしました。



そして次の日。


別の両替所で1万円を出したら、217万円ドンを渡されました。

昨日のおっさんには僕の信頼と17万ドンを返してもらいたいと思います。



日本人を騙すことを生業とするヤンおじさん



※ベトナム人男性の必須スキル。これ怖くないのかなと思う


ベトナムはたぶん東南アジアのどの国よりもバイクが走っていて、バイクに乗った男性が声を掛けてくる事が多々あります。

ベトナムの交通事情が分かる一枚。





「コンニチハ! アナタ ニホンジン?」


ホーチミン到着の次の日、スーパーで買物をしたあと信号待ちをしていたらバイクに乗ったおじさんに声をかけられました。

海外で日本語を話す現地人なんて9割は詐欺師だろうと思いつつ、日本語で声をかけられるとつい反応してしまいます。


「ワタシ ヤン。 51サイ」
「アナタ ベトナムジン ミタイ二ミエル」
「ニホンノ ドコカラキタ?」


おっ、普通に話したいだけなのか…?

警戒心は残しつつもヤンおじさんの笑顔に心を開いていった僕ですが、突如ヤンさんがバイクからノートを取り出してこんな事を言ってきました。


ワタシ ニホンジン ガイドシテル ボッタクラナイ


ノートの中には

「最初は怪しいと思ったけど、ヤンさんにガイドを頼んで良かったです!」

みたいな日本語の感想がズラリ。

なるほど、ヤンさんはホーチミンでもう何年も日本人をガイドしているのか…これだけ多くの日本人がノートに感想を書いているなら間違いないな。



…いやいや、さすがにそれはムリがあるだろう。


というかヤンさん、ネットで詐欺師としてめちゃくちゃ晒されてるよ…「ベトナム 日本人ノート」とかでも出てくるけど、「ホーチミン ヤンさん」でサジェスト出てくる有名人だよ…

そこでヤンさんの誘いは丁重にお断りしたのですが、露骨に不機嫌な表情に。いくらお金にならない相手とは言え、もうちょっと心の中を隠す努力をしてくれてもいんじゃないかと。



ホーチミンを普通に観光


ホーチミン統一会堂


サイゴン陥落で有名な南ベトナムの大統領府。

ちなみに、今もハノイとホーチミンはそこまで仲良くないらしく、大阪と東京の関係をガチにした感じらしい。





クチトンネル


ベトナム戦争でアメリカに対抗するため作られた地下基地トンネル。

ガイドのおじさんがアメリカ兵をどのように倒したのか喜々として語るので、実は元ベトコンだったんじゃないかと思ってます。





戦争博物館


ベトナム戦争で使用された重火器や戦車、戦闘機が展示されている博物館。

戦争博物館のメインロビーのお土産屋さんでジブリグッズ(たぶん無許可)が売ってるのは、ちょっと資本主義に走りすぎなじゃないかと思う。





ベトナムのグルメ


フォー



ベトナムで有名な麺。


バインセオ



ベトナム版お好み焼き


エビ&カキ料理




ベトナムは海産物が美味しい気がする。

ちなみにカキ料理の画像のレストランは、僕の右腕をとある虫が颯爽と駆けていった想い出の場所でもあります。


バインミー&ハイランズコーヒー



バインミーはメジャーなサンドイッチ的なもの。
ハイランズコーヒーはベトナム版スタバ的な存在のコーヒー屋。


父親のお土産に買ったビールたち



ベトナムはビール1本50円以下で買えるビール天国です。


パイナップルケーキ



僕が3週間のベトナムショートステイで一番美味しいと思った料理。

これがベトナム料理なのかという疑問は置いておきます。



ベトナムで出会った方々


68歳でベトナムを縦断したおじさん


まず68歳で海外1人旅をしている時点で凄まじいのですが、バックパッカースタイルでベトナムを縦断するバイタリティ溢れる方でした。

ちなみに北のハノイからホーチミンまでの距離は約1800キロ。これを1ヶ月かけてバスで縦断してこようとは…




やたらフレンドリーな韓国人教授


ホーチミンでバックパッカーが多く集まるのがブイビエン通り。

バンコクのカオサンロードみたいなところです。アジア人よりも欧米人が圧倒的に多く、男女カップルやら行きずりの連れ合いやらが飲み交わしています。


そこで1人寂しくビールを飲む僕。

すると「アナタ イマ ヒトリ?」と僕に声をかけてくる人物が現れました。はい、もちろんおっさんです。


どうやら韓国人の大学教授のようで、なんとご丁寧に名刺までくれました。また、ブイビエンで写真も撮ってくれました。顔が暗くて誰か分からないような写真ですが、一人旅では貴重な自分の写真です。

ちなみに韓国人には以前、道頓堀のホテルで僕の洗濯物を捨てられるという経験があったので少し苦手意識がありましたが、今回出会った教授のおかげで僕の韓国人評価が上がりました。





元バックパッカーのベトナム在住日本人


もともとはアジアを横断したバックパッカーだったようで、僕が泊まっていたドミトリーに偶然来ていたことで知り合いになりました。

おまけに超ローカルなおすすめ店に連れていってくれたのですが、とにかくお店で出されるエビが美味しいんですよね。しかも食べて飲んでしても1人1000円という超良心価格。


ちなみに、見た目は30前後なのですが、話を聞いたら40代でした。

やっぱりおっさんじゃないか!






やたら日本語が上手なベトナムの女の子


ホーチミンで出会った四天王の中で、唯一おっさんではない紅一点。

日本人用のドミトリーに宿泊中、そこで行われた彼女の日本留学送迎パーティにて出会いました。


ただ語学留学とは言いつつ、普通に日本語上手でしたけどね。

どれくらい上手かと言うと、kiroroのBest Frendを日本語で歌えるくらい。(なぜその曲のチョイスなのか、というのは置いておいて)


とりあえず、日本への餞別に僕が日本から持参してきた、きのこの山とたけのこの里をプレゼントしておきました。

ちなみにベトナムで関わった唯一といってもいい女性でありながら、僕が恥ずかしがって写真は撮らなかったので残念ながら写真はなしです。



ベトナム第3の都市ダナンへ


ホーチミンで出会った在住日本人に、

「せっかく3週間いるなら、ベトナムの他のところも行ったほうがいいよ!」

と言われベトナム中部の都市ダナンへ。


と言っても、もともとホーチミンに3週間ショートステイする予定だった僕にとって、ダナンという街は何1つ知らない謎の街です。

僕が買ってきたガイドブックはホーチミンエリア限定だし、そもそも中身まともに精査せずに買ったせいで、「大人カワイイ女子旅案内」とか書いてあるし。





とりあえず、1時間のフライトでダナンへ!

そしてダナンに到着しホテルで息つく暇もなく、ベトナム恒例のぼったくりタイムがやってきました。


しかも今回はなかなかの知能犯で、コンビニに入ってお会計をしてもらおうとしたら、会計前なのになぜか最初からレジに1つ商品が入力されてるんですよね。


おい、この75グラムとか書いてあるのはなんだ。

これ絶対このあと自分で食べる用のお菓子だろ。

しかも4000ドン(20円くらい)の商品で中途半端に遠慮しやがって…


少額とは言え、さすがに僕がレジ係にお菓子をおごってやる義理はないので、指さして抗議したところ無事に75グラムのお菓子はお会計から消滅しました。


…なんて話だけで終わるとダナンのイメージダウンになってしまうので、いちおうダナンの魅力が伝わりそうな写真も載せておきます。


ダナン大聖堂



豆知識ですが、ベトナムは仏教国です。

ただ、フランスの植民地時代の影響かあちこちに教会がありますね。


ダナンのビーチ



これまで全く触れてきませんでしたが、実はダナンは海沿いのリゾートです!

ちなみにベトナム戦争で米軍がダナンに上陸したのは別のビーチですね。


ダナンの夜景



海(これは川ですが)とライトアップされた街が美しい。

なんとなく台湾の高雄を思い出しました。



古都ホイアンへ


ダナンから車で30分。

南へ行ったところに世界遺産の街ホイアンがあります。


夜になるとランタンが一斉にライトアップされ幻想的な風景になる街で、雰囲気は台湾の九份(千と千尋のモデルと噂された街)とかが近いかもしれません。

画像で見たほうが手っ取り早いですね。








ベトナム滞在初の高級っぽいホテルへ


この時点でベトナム滞在2週間。


ベトナムで過ごす中で僕が一番気になっていたのが、ホテルの部屋と必ずセットでついてくる虫の存在です。

ホテルを変わっても、必ず何らかの虫が出てくる。しかも面白いことにホテルごとに出没するラインナップが違うんですよね。


ちなみに僕は虫が大の苦手なので、さすがにここらで限界が来ました。


「よし、ちょっと金出せば虫も出ないだろう!」


ということで、ホイアンでは少し高めのホテルを選択することにしました。

まあ、高級と言ってもベトナム料金での話なので、日本のビジネスホテルよりも余裕で安いくらいの金額ですけどね。


見てくださいこの綺麗な部屋!




さすがにこの部屋に虫とか出ないだろ!と思ってたら結局出ました。しかも今までのホテルと同じようにレパートリーを変えて。

ベトナムではどんなホテルを選んでも虫が出る時は出る、ということを学ばせていただきました。


あ、でもこのホテルの素敵なところが、夕方くらいに毎日ベトナムの童話?をルームサービスで持ってきてくれることですね。



もっとも僕の英語力だと6行目までしか読めなかったので、ストーリーを楽しめなかったですが…



気を抜いたら10倍ぼったくられた話



※街歩き中に頻繁に見かける、昼も働かない男たち


旅行中、洗濯物はクリーニングに出します。


そこでホイアンでも洗濯物を出すべく街外れまで自転車を漕いだ結果、家族経営っぽいランドリーで「ヤンおばさん(仮称)」が迎えてくれました。

とりあえず値段を聞くと、ヤンおばさんは僕の洗濯物を袋ごとひったくり、その場にドバーっとぶちまけました。


ヤンおばさん「ワン ハンドレット ヒフティ!」


…いや、そんなふうに洗濯物ぶち撒けられたら高いと思ってもキャンセルしづらいじゃん。高いと思ったら自分で下着1枚1枚袋に詰め直して帰らないといけないの?

あと、これは僕の英語力の問題ですが、悲しいことに5桁を超える数字が英語だとパッと浮かんでこない。


…ワンハンドレットヒフティなら150か?

いや、150ドンはありえないし、150000ドン(750円)か15000ドン(75円)か…


ちゃんと紙に書いて確認すれば良かったのですが、

「ホーチミンでも8万ドンだったのに、田舎のホイアンで15万ドンはないだろう」

とタカをくくってヤンおばさんに依頼することに。



結局、ヤンおばさんは僕から15万ドンを徴収しました。

いや…まあ英語力の問題でOKした僕に問題があるんだけど、さすがに都市部であるホーチミンの料金の2倍は取り過ぎじゃない?


あれは適正価格だったのかぼったくりだったのか…

そんなモヤモヤを抱えながら過ごしていたら。


ランドリー 1キロ 20000ドン

と書かれた看板を発見しました。




もちろん男の一人旅での洗濯物なんてたかが知れてるので、僕の洗濯物は合計しても1キロ2キロというところでしょう。

つまりヤンおばさんはクロでした。しかも旅行者から容赦なく10倍ぼったくる剛の者でした。



最終日に1泊300円の宿に泊まる



いよいよベトナム帰国日が明日に迫ってきた僕は再びホーチミンへ。


普通、最終日はパーッとやろう!となるのに、

「よし!せっかくだしベトナムで一番安い宿泊まるか!」

という謎の考えに至りました。


本日のお宿、1泊300円。


どんな世界が広がっているのかと思いきや、ドミトリにー足を踏み入れると意外と汚くない。

6人部屋ではあるけど、エアコンもあるし、トイレとシャワーもあるし、何より虫が全く出ない。僕の3週間のベトナムステイで、虫が出なかったのは1泊1200円の日本人宿と1泊300円のココだけです。



また、幸いなことにこの宿では日本人旅行者にも出会えました。

その日、カンボジアからベトナムに入ったばかりのたかし君(25)は、さっそくベトナムでぼったくりの洗礼を受けたようです。


いやー、バイク乗ったおじさんに声かけられてガイド料で5000円取られちゃいました…

あれ?これ僕にぼったくり未遂したヤンおじさんの事じゃない?


いや、実際にはホーチミンにはこの手の詐欺ガイドがたくさんいるのでヤンおじさんかは分かりませんが、5000円あればベトナムで1~2週間食べていけるだけにかなり凹んでました。

ちなみに彼はこれからホーチミンからハノイとベトナムのぼったくり街道を北上、後にぼったくりの聖地インドへ向かうということで、ぼったくりに負けず強く生きてほしいと思います。



ベトナムから帰国



3週間のベトナム滞在も終わりの時がやってきました。


空港へ向かうためのバス亭に歩く間も、

コンニチハー、ニイハオー、アンニョンハセヨー
オニイサン ドコイク?

最後の最後までバイクに乗ったベトナム人達が声をかけてきます。


そもそもスーツケースを持ってるのにバイクにどう乗せる気なんだろうか?という疑問を抱きつつ、40分で約100円のバスでタンソンニャット国際空港へ到着しました。


そして、サイゴン川を眼下にフライト開始。




次の日からは沖縄でビジネスの予定なので、台北を経由して沖縄へ向かい今回のベトナム一人旅は終了です!



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