マイルを貯めてタダでハワイへ!
僕であれば1年に1回はANAマイル&ビジネスクラスで海外旅行をしています。ウィーンやハワイへ旅行してもタダで、正直マイルを貯めないのは人生の損失レベルでもったいないです。
実はマイルって飛行機に一切乗らなくても貯まる…というか、飛行機以外で貯める割合のほうが遥かに多いですし、今後あなたがマイルを使って毎年ハワイへ行くためのコツをお話していきます。
マイルを使ってほとんどタダでハワイへ
ハワイ往復に使ったマイル数:52,500マイル
燃油サーチャージ等の金額:25,000円
僕が2018年12月に特典航空券でハワイへ行った時の航空券代は25,000円。
特典航空券って、実は完全にタダじゃありません。
それでも、どんなに安い時期、安い航空会社を使っても往復7万円はかかるハワイ路線を。それも片道はビジネスクラスでも僕が支払った金額はたった25,000円です。
人の金で食べるメシは上手いと言いますが、ほぼタダで行く初ハワイも最高でしたね!(笑)
ハワイへ向かう飛行機はビジネスクラスでゆっくり過ごし、現地では浮いた航空券代でヒルトンに泊まり、さらには仕事仲間と20人くらいでホノルルマラソンに出走してバッチリ楽しんできました。
また、ハワイに限らずヨーロッパ等もマイルで行けます。
ハワイに行った半年後には、今度はマイルでオーストリアのウィーンへ。ウィーン、ブダペスト、スロバキアなど中欧の都市を1ヶ月かけて満喫してきました。
ハワイに行ける程度のマイルを貯めるのって思いの外簡単ですし、もしマイルを貯めていなければ確実に損をしています。僕の事例を説明しながら、ハワイへ行けるマイルを貯める方法を紹介しますね。
マイルの仕組みを解説
まずはマイルの基本や仕組みを解説します。
マイルの仕組みは既に知っていて、貯め方を知りたい場合はこの部分はスルーして進んでください。反対にマイルの基本を抑えたい場合は下記をクリックして詳細を確認してください。
マイル=航空会社のポイント。
なぜマイルを一生懸命貯める人が多いのか?マイルを貯めるとJALもしくはANAの国内線・国際線のチケットをタダみたいな金額で予約できるからです。
僕であれば東京とハワイの往復チケット(おまけに片道はビジネスクラス)が2万5000円で済んでいます。現金なら、どんなに安くても20万円は吹っ飛ぶのに。
ただ、ANAとJALマイルは別物です。
僕が貯めているのは、マイルで行ける国の数が多いANA。貯まったANAのマイルを使ってJALで旅行、なんて事はできないわけですね。
世界には3つの航空会社グループ(アライアンス)があり、ANAやJALなど世界中の航空会社がいずれかに加盟しています。
同じアライアンスの航空会社ならマイルが貯まるし、マイルで特典航空券を予約することもできます。つまり、マイルで旅できる国や地域がアライアンスによって違うわけです。
3大アライアンスの特徴は、以下の通り。
JALが所属する「ワンワールド」は加盟航空会社が13社。
ANAが加盟する「スターアライアンス」は加盟航空会社が28社。
加盟している航空会社が多いほど、マイルで行ける国の数が増えます。
なので、マイラーに人気なのはスターアライアンス(ANAマイル)。この記事も「ANAマイルでハワイに行くにはどうすべきか?」をテーマにお話していきますね。
ANAでハワイ路線に必要なマイル数を確認しましょう。
まず、必要なマイル数は「エリア」「シーズン」の2つで決まります。国ごとにマイル数が違うのではなく、エリアごとにマイル数が決まっているのが特徴です。
画像の左側を見てください。
ハワイ(Zone5)の表示がありますよね。この「Zone」の数字が大きいほど、特典航空券の予約に必要なマイル数が増えます。欧州(Zone7)が一番マイルが必要なわけですね。
必要マイル数は「往復」の数字です。
次に見るべきは「利用クラス」
Y:エコノミークラス
PY:プレミアムエコノミークラス
C:ビジネスクラス
F:ファーストクラス
エコノミーが一般的な座席で、ファーストクラスがもっとも高級な座席です。もし座席にはこだわらないのであれば、Yのエコノミークラスの行を見れば良いことになります。
最後に、「シーズン」をチェックしましょう。
表を見るとL、R、Hの表記がありますが、これはローシーズンやハイシーズンの略。例えば、お正月を過ぎた直後は旅行者が少ないので、ローシーズンで必要マイル数が少ない。
一方、お正月やお盆の時期はハイシーズン。同じ路線でも必要マイル数が増えます。
ちなみに、ローシーズンやハイシーズンの定義はANAのシーズン&路線詳細ページに載っています。
なので、ハワイは最小35000マイルで往復できることになります。
そして、人それぞれですが35,000マイルなら1年あれば貯めることも可能です。ここからは、どのように35,000マイルを貯めていくのかをお話しますね。
- マイルは航空会社のポイント。貯めるとほぼタダで飛行機に乗れる
- 日本のマイルはANAとJALの2種類。それぞれ違うポイントである
- マイルを使うと提携航空会社にも乗れる。ANAマイルでユナイテッド航空等
- ANAマイルのほうが使える航空会社数が多い。貯めるのはANAがオススメ。
- ANAでハワイに行くには往復35000マイルから
ANAマイルの貯め方
この中で特に重要なのは「クレカで買い物して貯める」
大まかなイメージですが、あなたがクレジットカードで合計350万円決済したら、35,000マイルが貯まってハワイへの往復特典航空券の予約ができます。
単純な話、1年間で350万円クレカ決済したら年1でハワイにいけます。そうでなくても、3年間に1回ハワイくらいなら誰でも現実的ですし、それだけでワクワクしてきませんか?
- 飛行機に乗ってマイルを貯められるのは出張族くらい
- ポイントサイトからのマイル獲得も、世の中の99%の人には難しい
- ただし、クレカ使用との組み合わせでブーストを掛けるには役立つ
- 結局、多くの人にとってマイルを貯めるのはクレジットカードありき
マイルの貯め方1:飛行機で貯める
マイルは航空会社のポイントなので、飛行機に乗れば貯まります。
ただ、無料で海外旅行に行くためにムダに飛行機に乗るのは本末転倒。会社の出張でいつも飛行機に乗る人はともかく、普通に暮らしていたら飛行機なんて年に1回乗るかどうかですよね。
だから、飛行機に乗ってマイルを貯めるのは非効率です。
そもそもマイルを貯めている人は陸マイラー(飛行機には乗らず、後述するクレカでの買い物やポイントサイトでマイルを貯める)のほうが多数派。僕自身も今まで貯めたマイルの9割以上は陸マイラー活動によるものです。
マイルの貯め方2:ポイントサイトで貯める
陸マイラーのマイル獲得源の1つが、ポイントサイトです。
ポイントサイトの「ハピタス」では、1ポイント=0.81マイルに交換できます。僕自身、ハピタスを使って1ヶ月に2万マイルを得たこともありますし、人によっては一番マイルが貯まる方法です。
ちなみにポイントサイトはマイル獲得に限らず、知ってさえいれば節約に大きく貢献してくれるシステムなので、マイルを貯める/貯めないに関わらず知っておくべきですね。
単発でポイントを貯める
無料の案件に申し込んで、ポイントを貯める手法。
高単価な案件は1回限りしか申し込めないことが多いので、継続的にポイント獲得できる方法ではありません。ただ、逆に言うと1回きり35,000マイル貯めるくらいならハピタスだけでも十分です。
一例ですが、こんな案件があります。
カードローンはカードだけ発行して使わなければいいし。投資系は、口座開設or入金まででポイントがもらえる案件に絞れば良いし。U-nextは31日間無料なので、それまでに解約すれば費用はかからないし…
すると、ハピタス内で3~5万ポイントくらいならノーリスクで稼げます。だから1回目のハワイは実はそれほど難しくなくて、ポイントサイトと言っても侮れない結果になります。
「繰り返しOK」でポイントを貯める
ハピタスには、何度も使える申し込み案件があります。
例えば、楽天市場。僕もお世話になることが多いネットショッピングサイトですが、ハピタスを通して楽天市場で買い物すると1%がハピタスポイントに還元されます。
仮に1万円の商品を購入したら、ハピタスへの還元は100ポイント。おまけに、クレジットカードで決済すればANAマイルも同時に貯まるので、実質2倍の還元率でマイルを貯めていくことが出来ます。
他にも、ハピタスには下記のようなサービスが登録されています。
⇒エクスペディア
⇒楽天市場、
⇒じゃらん
⇒Yahoo!ショッピング
⇒スカイスキャナー
⇒ヤマダ電機、ノジマ、ジョーシン
⇒ヤフオク入札&出品、メルカリ
⇒ホットペッパーグルメ
⇒ロハコ、ベルメゾン
⇒楽天ブックス、ブックオフ
ホテルを予約するとき、楽天市場で買い物する時、本を買う時。一度ハピタスを通すだけで、毎回10~100くらいのポイントが貯まっていくわけですね。
マイルの貯め方3:クレカで貯める
なぜクレカでマイルが貯まるのか?
陸マイラーにとって、一番大事なマイル獲得手段がクレジットカード。
クレジットカードで決済すると、カード次第ですがポイントが貯まります。例えば楽天カードなら、決済100円ごとに楽天市場で使える1ポイント(1円)が加算されます。
そしてクレジットカードの中には、ポイントをマイルに交換できるものも多いです。
だからクレカで買い物するたびにマイルが貯まる。還元率は基本的に100円=1マイル貯まれば上々で、「1年間で350万円使えば、1年に1回ハワイに行ける」とお話したのもこれが基準です。
クレカで年間どれくらい使えるか?
あなたの生活の支払いの大半をクレカにすることで、マイルが凄まじい勢いで貯まります。
特に、いまって税金すらクレジットカードで払えることもありますし、固定費をすべてクレジットカード払いにすることで、年間100~200万円くらいの決済であれば難しくありません。
家賃(住宅ローン)
電気
ガス
水道
インターネット
携帯
税金
家賃をクレカ払い可能かは契約によりますが、月5~10万円くらいの支払いを毎月クレカで行えば、それだけで年間60~120万円もの決済になります。
さらに、人によってこんな固定費もありますよね。
NHK
ジム
ガソリン
定期券
生命保険
美容院
新聞
VOD
アマゾンプライム
駐車場
習い事
どんなに固定費が少ない人も、月10万円くらいは払っていることが多いです。
なら、10万円の支払いをすべてクレカに回したらそれだけでマイルが貯まりそうですよね。ただし、ポイントをマイルに変換できるクレカは一部だけですし、クレカによってマイル還元率も大きく異なります。
なので、陸マイラーがもっとも気にすべきがクレジットカードの種類です。
クレジットカードの選び方
結局、陸マイラーの最大の武器はクレジットカードです。
いかに支払いをクレジットカードに集中させるかと同時に、どれだけ高還元率(100円あたりどれだけマイルが貯まるか)なクレジットカードを選ぶかがマイルが貯まるスピードに直結します。
- マイル還元率
- 年会費
- ポイント有効期限
マイル貯蓄に一番影響があるのがマイル還元率。
クレカA:100円で1マイル貯まる
クレカB:200円で1マイル貯まる
この2つなら、単純にマイルが貯まるスピードが2倍違います。350万円使うごとにハワイに行けるのと、700万円ごとにハワイに行けるのではかなり大きな差ですよね。
だからこそ、単にマイルを貯めるにはどんなクレカでも良いわけではないし、サブカード含めておすすめの高還元率クレジットカードを紹介させてもらいます。
年会費あり&マイル高還元率カード
年会費なし(実質無料含む)カード
ANAマイルを貯めるのにオススメのクレカ4選
SPG AMEX(アメリカン・エキスプレス)
初年度年会費 | 2年目以降年会費 | 還元率 | ポイント有効期限 |
33,480円(税込) | 33,480円(税込) | 1.25% | (実質)無制限 |
SPG AMEXのメリットは2つ。
・マイル還元率が1.25%でかなり高い
・スターウッド系ホテルに年に1度無料宿泊できる
まずはマイル還元率の高さ。JALでもANAでも100円=1マイルが基本レートです。これよりマイルが効率的に貯まるカードは滅多にありません。
でも、SPG AMEXなら100円=1.25マイル貯まる。年会費は値が張りますが、1年間に決済する金額が大きい人ほど0.25マイルの差が大きく影響してきます。
また、もう1つがスターウッド系ホテルの無料宿泊権利。
スターウッドとは高級ホテルグループの名称です。日本や海外を合わせて1500以上が展開しており、誰もが名前を聞いたことがあるホテルばかり。カードを持っていると、1年に1回無料で宿泊できるわけです。
・シェラトンホテル
・マリオットホテル
・ウェスティンホテル
・ル・メリディアンホテル
・ルメリディアンホテル
もちろん、ハワイにもスターウッド系列のホテルは多くあります。
例えばシェラトン・カウアイリゾートであれば、1泊だけでも約4万円。これが1泊無料になるわけですから、3万円の年会費も一瞬でペイできてしまいます。
おまけに、1名同伴OKなので夫婦揃ってタダで宿泊も可能。さらにホテルにもよりますが添い寝無料(小学生までが対象)も多く、夫婦+12歳以下の子供なら家族1泊分が完全無料になるわけです。
ただ、高級ホテルに泊まらない人には不要のクレカです。
僕であれば海外旅行は好きですが高級ホテルに泊まることは滅多になありません。年会費の3万円があればビジネスホテルに3泊できるな…とか考えちゃうんですよね(笑)
だから、SPG AMEXがオススメなのは下記のような人ですね。
・旅行するなら高級ホテルに泊まりたい
・1年に1回は家族旅行したいと思っている
・毎月かなりの金額をクレカで使う人
1年に1回、家族でハワイ旅行したいならSPG AMEX一択です。
マイル還元率も高く、ハワイでも1泊無料特典が使える。SPG AMEXはこちらから申し込みできます。
ANA VISAワイドゴールドカード
初年度年会費 | 2年目以降年会費 | 還元率 | ポイント有効期限 |
14000(税抜) | 14000(税抜) | 1~1.48% | 3年 |
SPG AMEXのように、高級ホテルの宿泊特典はいらないから年会費がもうちょっと安いほうがいい…
その場合、ANA VISAワイドゴールドカードをメインカードにしましょう。あと、分かる人だけ伝われば問題ないのですがSFC(ANA上級会員)修行僧はSPGではなく確実にこっちを選んでください。
最大還元率は1.48%!
さらに、年会費14,000円とは言いつつも、実際には年会費を9500円まで落とせます。1万円以下の年会費で、還元率1%を超えるカードはかなり貴重です。
ただ、デメリットもあります。
還元率1.48%はあくまで「最大」であって、実質1.18%だと考えるのが妥当です。他のクレカ紹介サイトを見ると常時1.48%の恩恵を受けられるように見えますが、実際にはかなり面倒になります。
まず、ANA VISAワイドゴールドカードの通常の還元率は100円=1マイル。
さらに、2年目からは前年度の決済額(利用金額)によって、マイルの還元率がアップします。すると、100円=1.18マイルまで上がるのでかなりの高還元率。ここまでは簡単です。
では、どうすればさらに還元率が上がるのか?
毎月クレカの設定を変えなきゃいけないんです。
リボ払いの手数料が1円でも発生すれば、1ヶ月の決済金額に対するマイル付与率が0.3%アップする。だから毎月支払い前に設定をいじって、金利を1円に抑えつつ0.3%のボーナスマイルをしっかり受け取ろう!
こうして最大1.48%の還元になるわけです。
ただ、正直なところ面倒ですよね(笑)
僕もマイルを貯めるのは好きですが、それはクレカで買い物すれば気軽にマイルが貯まるからであって、毎月のように支払い前に金額を調整して…なんて面倒で仕方ありません。
たぶん僕のようなズボラな人間では、月の支払いの前にリボ払いの設定変更を忘れて、しっかりとリボ払い金利が発生して逆に損するのがオチだと思っています。
ANA VISAワイドゴールドカードは、間違いなく優秀です。
1万円以下で、還元率1%を超えるカードなんて他にないですし。SPG AMEXの年会費が高いと感じたら、このカードを陸マイラー活動のメインにすれば良いです。
でも、マイル還元率が常に最大効率の1.48%にはならない点に注意が必要ですね。
ANA VISA SUICAカード
初年度年会費 | 2年目以降年会費 | 還元率 | ポイント有効期限 |
無料 | 2000円(税抜) (実質751円) | 0.5% | 2年 |
1、2年に1度マイルでハワイ旅行したいなら、
・SPG AMEX
・ANAワイドゴールドカード
を選びましょう。
ここから紹介する2つのカードは、年会費が格安(無料)なぶんマイル還元率が低いです。なのでメインカードというよりは、サブカードとして使うことが多いカードです。
ANA VISA SUICAカードのメリットは3つ。
・suicaチャージでマイルが貯まること
・年会費が実質タダであること
・+6000円で交換レートを上げられること
まずは年会費の話から。
ANA VISA SUICAカードの年会費は、2100円です。ですが支払い方法を「マイ・ペイすリボ」に変更すると、年会費を788円まで落とすことができます。
(えっ?リボ払いするの?と思うかもしれませんが、実際には「リボ払いの設定にして、1回の支払い金額をクレカの利用上限額」にすることで、金利は一切発生しません)
また、1年ごとに1000マイルがもらえます。
年会費は788円かかってしまうけど、代わりに毎年1000マイル増える。1マイルの価値はどれだけ低くても1円以上、ファーストクラスなどを利用すると1マイル=10円以上になります。
たしかに年会費が完全無料ではないけど、その2~3倍の価値があるマイルがもらえるわけです。マイルって限りなく現金に近いポイントなので、年会費は実質無料といっても良いわけです。
次に、suicaでマイルが貯まるメリット。
通常、suicaって現金チャージしかできないので、クレカのポイントを貯めることはできません。でも、ANA VISA SUICAカードはオートチャージ機能のおかげでポイントが貯まるんです。
SUICAを使うたび、マイルが貯まるわけですね。特に電車通勤などでSUICAを使う機会が多い場合は機会損失になるので、ANA VISA SUICAカードを使うと取りこぼしが無くなります。
楽天カード
初年度年会費 | 2年目以降年会費 | 還元率 | ポイント有効期限 |
0 | 0 | 0.5% | 1年 |
クレカの王道、楽天カードでもANAマイルは貯まります。
200円=1マイルと決してポイント還元率は高くありませんが、入会金、年会費無料。おまけに審査もそれほど厳しくない楽天カードは、完全無料でANAマイルを貯めるには最適です。
かれこれ、僕はもう7年くらい楽天カード使ってますね。
ただし、注意点はポイントの有効期限。
楽天カードのポイント有効期限:1年
ANAマイルの有効期限:3年
合わせて4年、マイルを貯めることができます。
逆に言うと4年経つと、1年目に貯めたマイルは失われてしまいます。だから4年以内に700万円決済しなければ、ハワイ行きに必要な35,000マイルはいつまでも貯まらないことになります。
もっとも、楽天カードの場合はマイルを貯めるのが難しそうだと思ったら、そのまま楽天市場で買い物してポイントを使えば良いので、貯めたポイントが腐ることはないのは良い点です。
楽天カードの親戚に、楽天ANAマイレージクラブカードがあります。
ANA+楽天で優秀そうに見えるものの、マイル還元率は200円=1マイルで同じ。そのくせ楽天ANAカードはマイルの有効期限が1年と短く、ぶっちゃけ通常楽天カードの劣化版です。
楽天カードならノーマルがベストです。
クレジットカードの選び方まとめ
1~2年に1度マイルでハワイに行きたいなら、
のどちらかがオススメです。
やはり、100円=1マイルくらいの還元率がないと35,000マイル貯めるのは難しいです。実際、この場合でも合計350万円しないとハワイ往復分のマイルは貯まらないわけですから。
だから
の2つはお試し用、もしくはメインカードの補助的なサブカードだと思ってください。
ANA VISA suicaカードは+6000円で100円=1マイルまでレートを上げられるのでまだ良いですが、楽天カードは4年で合計700万円を使わなければマイル消失するかなりのハードモードです。
もちろん、年会費を抑えられるならそれに越したことはないと思います。
でも、年会費を抑える代わりに、肝心のハワイ行きのマイルを貯めることができなければ本末転倒です。自分が1年にどれくらいの金額を決済するかをイメージして、クレカを選んでみましょう。
マイルでハワイに行くのは割と簡単
マイルでハワイに行くには?
というテーマでお話してきましたが、人にとっては割と簡単にハワイに行けそうなことが分かったと思います。
350万円決済すれば、ハワイ往復のチケットが予約できるだけのマイルが貯まるわけですから。1~2年で目標達成できる人も多いはずです。
マイルは、あくまでJALやANAのポイントに過ぎません。
でも、1マイルには1円以上の価値があるし、何より実質的には現金と同等に扱うことができるので、貯めている人とそうでない人では大きな違いができます。
今日から陸マイラーデビューするために、さっそくマイルを貯めるためのクレカを作ってみてください。