GlocalMe(グローカルミー)とは
【海外旅行先で、格安でインターネットが使えるWifiルーター】
です。
海外だと日本で契約したスマホは使えなません。インターネットするにはデータローミング1日(1000~3000円)を使うか、海外旅行先で使えるWifiルーターを1日1000円ほどでレンタルするのが一般的です。
ところが、GlocalMe(グローカルミー)を使うと劇的に海外スマホ代が安くなります。
実際、Wifiレンタルしたら10日で1万円はかかるハワイで、ネット代わずか900円。また、複数の国を移動する1ヶ月のヨーロッパ周遊旅行でもネット代は2500円で済みました。
1度きりの海外旅行ならともかく、海外旅行や出張に今後も行く予定があるのであれば、GlocalMeは間違いなく持っておいたほうが良いです。
正直、紹介料目当てなら他のサイトと同じようにレンタルwifiを紹介した方が儲かるのですが、GlocalMeは20カ国周ってきた僕から見ても便利なので絶対に知っておいてもらいたいです。GlocalMeを実際に購入し使用して感じたメリットやレビュー、さらに詳細な使い方なども解説します。
3つの一般的な海外ネット接続方法
日本のスマホを海外にそのまま持ち込んでも、Google検索もLINEも一切使えません。
一般的には、海外でインターネットを使う方法は3つです。
1. データローミング(料金高、難易度低)
2. レンタルWifi(料金普通、難易度普通)
3. 海外SIM(料金安、難易度高)
でも、知る人ぞ知る第4の選択肢にGlocal meがあります。
Glocal meは料金が安く、さらに難易度も低いです。
唯一、初期費用が多めにかかるのが欠点ですが、海外旅行や出張にそれなりに行く人であれば、ランニングコストの安さですぐに元が取れます。
まずは、一般的な3つの方法を見ていきましょう。
1. データローミング
パケ死の元凶。
3大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)のいずれかを契約していると、
「ちょっと金かかるけど、海外の基地局につないだろか?」
と海外旅行先でスマホが提案してきます。
YESを選ぶと、その瞬間から1日インターネットが使えます。
ただし、1日1000~2980円で。
気軽にデータローミングを使ったら、帰国後携帯会社から数万円請求された…なんて報告もあるように、データローミングは高額すぎて絶対にNGです。
海外でWifiルータの電池が切れたとか、緊急用に覚えておく程度で良いでしょう。
格安SIMではデータローミングが使えない ドコモ、ソフトバンク、AU、ワイモバイル。 これらのキャリアしかデータローミングは利用できません。僕のように格安SIM利用者は、必然的にこれ以外の選択肢になります。
2. レンタルWifi
海外旅行先でインターネットを使う方法として、最もメジャーです。
イタリア旅行ならイタリアで使えるwifiルーターを、アメリカならアメリカ用のWifiルーターを日本の空港でレンタルして、現地でインターネットに接続できます。
料金はピンキリ。
旅行先の国や、インターネットの速度、1日あたりに使えるデータ容量にもよりますが、どんなに安くても1日600円以上。多くの場合1日1000円以上かかると思ってください。
例えば、下記は「イモトのwifi」でアメリカのWifiルーターをレンタルする場合です。
まず速度に注目すると「4G」と「3G」の2種類がありますが、4Gのほうが通信速度が早いぶん料金も高めです。
次に、1日に使えるデータ容量。動画など見るなら1GB必要ですが、そうでなければ500GBのプランで十分です。「3G」に「500GB」のプランが最安値となります。
ただ、それでも1日あたり980円。
(早割で780円まで落ちますが、まだ高い)
実際は、保証などを入れるとさらに料金アップ…
おまけにレンタルWifiは飛行機での移動日も料金を取られます。例えばハワイであれば5泊7日など飛行機で過ごす時間が多いにも関わらず、しっかりと7日分の料金を取られます。
それでも、データローミングよりは遥かに安いです。
出国時に空港でレンタルWifiを受け取れば、難しい設定なく海外でスマホやパソコンのインターネットが使えます。なので3つの方法のなかでは、コスパは抜群といえます。
また、後ほど紹介するGlocalmeは初期費用が1万円以上かかるので、1度2度海外旅行に行くだけであればレンタルWifiを使うのがコスパ最強です。
・海外旅行初心者である
・スマホの設定等は得意ではない
・海外に何度も行く予定はない
・ランニングコストより、今の費用を抑えたい
・SIMフリースマホではない(大手キャリアならほぼSIMロック)
これらの条件に当てはまるほど、レンタルWifiがベスト。
レンタルWifiの中でもイモトのWifiがかなり安いですし、早いうちに予約しておけば早割も適用されるので早めに予約しておきましょう。
イモトのWifiで契約する場合 インターネット速度を重視するノマドワーカーでもない限り、一番お手軽価格な1日500MB&3G回線で契約すれば問題ありません。 ただし、1人旅の場合は万が一データ容量を使い切ってしまうとスマホが使い物にならなくなるので、もし海外一人旅(おまけに慣れていない場合)は1日1GBにしたほうが安全です。 補償に関しては、人次第ですが僕はなくても良いと思います(笑)
3. 海外SIM
Glocalmeより安いこともある最安の方法。
どんな国も旅行者用SIM(短期間スマホでネットや電話を使えるようにする)を用意しており、海外SIMを現地で契約するとかなり安くインターネットを利用できます。
例えば僕がタイで1ヶ月の電話&ネット用SIMを契約した際の料金はおよそ1800円。
レンタルWifiが1日1000円前後かかると考えれば、海外SIMのコスパの良さは抜群ですよね。
ただ、海外SIMは料金が安い代わりに難易度が高めです。
・SIMフリースマホでないと使用不可 ・パソコン等でインターネットするにはテザリングが必要 ・旅行先で購入&設定しないとネットが使えない
一番の問題は、SIMフリースマホかどうか。
スマホの機種には「SIMフリー」と「SIMロック」の2種類があり、SIMロックでは「購入した携帯電話会社でしか契約できませんよ」という縛りが発生します。
3大キャリア(auやソフトバンク等)でスマホを購入すると、ほぼSIMロック機種です。
auで購入したスマホは、auで契約したSIMしか使えない。だから海外SIMを購入しても、「これはauとの契約じゃないからダメ!」と弾かれてしまいます。
つまりSIMロック機種の時点で、海外SIMを使うのは不可能。事実上レンタルWifi一択になるということです。
また、SIMフリースマホであっても旅行先の携帯電話会社に行って自分で契約する必要があります。
プランが大量にあるけど、説明されても何を言ってるのか分からないし、国よっては(バリ島とか)空港の中にある海外SIMの取扱店すら平気で2~3倍ぼったくろうとしてくるし…
海外SIMは、たしかに安いです。
反面、海外旅行初心者さんの場合はかなりハードルが高いです。(また、ツアーなどの団体旅行の場合も、SIMを買いに行く時間がないので難しいでしょう)
海外SIMはある程度旅慣れた人が利用する方法ですね。
Glocalmeとは?メリットを比較
ここからがぜひ知ってもらいたいGlocalmeのお話。
すでにお話しましたが、Glocalme(グローカルミー)は世界中で使えるプリベイド式Wifiルーターです。初期費用は多少かさむ代わりに、抜群のランニングコストと使いやすさが魅力です。
さきほどのイモトのWifiの料金表をもう1度見てみましょう。
アメリカでWifiを使う場合の料金は最安でも980円でしたね。
では次に、Glocalmeのアメリカ料金表を見てみましょう。
データ1GB:9ドル
データ3GB:22.5ドル
データ10GB:50.5ドル
Glocalmeは日数で料金が決まるのではなく、データ量によって料金が決まります。1GBのデータプランを購入した場合、1GBを使い切るまで何日でもインターネットを使い続けることができます。
1GBってどれくらいなんだ…
という話ではありますが、僕が10日間ハワイに滞在したときは結局1GBほどしかデータを使用しませんでした。つまりGlogalmeの料金で言えば9ドル程度で済むということです。
これがレンタルWifiの場合、アメリカでのレンタル(最低でも1日1000円程度)が10日間ですから、料金は2倍も3倍も違うことになります。
(ハワイのケースではホテルで無料Wifiが使えた上に、比較的ホテルにいる時間が多い旅だったのでデータ使用量がかなり少なめになっていますが、それでも10日間で3GBとかあれば十分過ぎます)
つまり、Glocalmeは非常に安い!
海外SIMも安く済みますが、すでにお話したようにこちらの場合は現地で海外SIMを契約しなければいけないので、手間もかかるし難易度も高い…
その点Glocalmeは本体となるWifiルーターさえ準備すれば、日本からでも海外からでもデータを購入することができます。現地についた瞬間からインターネットを使うこともできるわけですね。
安い。
ラク。
これがGlocalmeの最大の利点です。
まだまだある!Glocalmeのメリット!
複数の国を移動する時に料金が超安くなる
やはりGlocalMe最大のメリットはwifi料金が安いこと。
特に1度に2カ国以上を周る場合は劇的に違います。
例えば香港へ旅行に行く場合、距離もすごく近いことからカジノで有名なマカオへ行く人も多いはずです。他にもヨーロッパは電車を使えば簡単に国を移動できるので、1度の旅で複数の国を訪問する人も結構いると思います。
この場合、レンタルWifiだと2国分の料金をガッツリ持っていかれます。
「マカオ・香港周遊プラン」的なものでも3泊4日で5000円オーバーの料金に。3泊4日のうちマカオにいるのは半日程度に過ぎなくても、しっかりと2カ国3泊4日分の料金になるわけですね。
ここで、またまたGlocalmeの出番です。
さっきと同じく香港に3泊4日、そのうち半日マカオへ行くとした場合。香港1GB+マカオ300MBのデータを購入すれば十分だと思うのでネット代をわずか7.5ドル(1000円以下)に抑える事ができます。
パソコンからGlocalmeのデータを購入しようと最低1GBなのですが、スマホからアクセスした場合最低300MBのプランが出てくるようです
5000円と1000円では全然違いますよね(笑)
2カ国、3カ国と多くの国を回ろうとするほどレンタルWifiは高くなってしまいますが、Glocalmeを使うことでさらに料金を安くすることができます。
自分のWifiルーターを持てる
Glocalmeは最初にWifiルーターを購入しなければいけません。
これは初期費用が多いデメリットであると同時に、自分が使い慣れたWifiルーターを持てるメリットでもあります。一旦使い方を理解すれば困ることはないし、レンタルWifiと違う大きなメリットが電池持ちが安定していることです。
レンタルWifiの場合、受け取るWifiルーターはランダム。
プランに関係なく、Wifiルーター次第で電池の持ち時間がだいぶ違います。
僕が経験した限りだと、1回の充電で10時間以上連続で使用できるWifiルーターもあれば、わずか5時間程度で電池が切れ、インターネットが全く使えなくなってしまったケースもありました。(この時は友人と一緒にいたので助かりましたが…)
Wifiルーターの電池持ちは、海外旅行中だとかなり重要なポイントです。
けどGlocalmeであればいつも自分が利用しているWifiルーターを利用できるので、何時間くらいで電池が切れるのかを把握することができます。ちなみに僕が使っているGlocalme U2であれば10時間くらいは連続で稼働させることができます。
使ってみないと気づかない。でも大事な点ですね。
海外simも使える
海外でインターネットを使う手段として海外SIMを紹介しましたよね。
SIMということは、当然ながらスマホにSIMカードを挿入するスロットがないといけません。また、
これは現地で期間や要領限定のsimを購入して、一時的に海外でもスマホを使えるようにするというモノですね。
国によってはGlocalMeよりも格安simの方が安上がりになることもあるのですが、なんとGlocalMeにはsimをセッティングするための機能も用意されており、データプランとsimを切り替える事も可能です。
なのでsimの方が安い国ではsim通信、GlocalMeの方が安い国ではデータパッケージと使い分けることで、より安く海外のwifi料金を抑えることが可能です。
日本でもWifiルーターとして利用できる
実はGlocalMeは日本でも使えます。
他の国でGlocalmeを使うのと同じように、日本のデータパッケージを購入するだけ。おまけに料金も決して高いわけではなく、むしろ日本でのメインWifiルーターとして活用するのもアリです。
Glocalmeの日本での料金プランはこんな感じ。
1GB:4ドル
3GB:10ドル
10GB:28ドル
人によってはWimaxとかより安いです。
自宅でインターネット契約してない、その上でガンガンyoutubeとか動画を見まくる場合はデータ使用無制限のWimaxも良いですが、そうでなければ月10GBもあれば十分すぎます。
Wimaxもワイモバイルも月4000円くらいかかるわけですから、インターネットの使用状況によっては日本でもGlocalmeを利用したほうがランニングコストが安くなります。
GlocalMeはどんなデータプランがある?
プランの種類がめちゃくちゃあるので紹介しきれないのですが、とりあえずめぼしいプランをいくつか挙げておきますね。
335ユーロ:全世界(58カ国)で1年間無制限(ただし1日2GBまで)
7ユーロ:中国・台湾・香港で合計1GB(有効期間30日)
10ユーロ:西ヨーロッパ(イタリア、ドイツ、フランス、スイス、スペイン)で合計1GB(有効期限30日)
10ユーロ:オーストラリアで合計1GB(有効期限30日)
7ユーロ:中国、韓国、日本で合計1GB(有効期限30日)
見てもらえば分かる通りアジア系は全体的に安いのですが、ヨーロッパは少しデータプランが高めに設定されています。
あと、複数の国を移動することが多いのであれば、単一の国のデータプランを購入するより、複数の国で使えるデータパッケージを利用した方が良いです。それこそ今回紹介した西ヨーロッパとかですね。
もしGlocalMeを導入する前にプランの詳細を把握したいという場合、GlocalMeアカウントに登録してしまえば本体を持っていなくてもプランを確認することができます。
海外ネット環境早見表
ざっくりですが早見表を作りました。
ランニングコストならGlocalme。
難易度が高くても費用を安く!と思ったら海外SIM(ただしSIMフリースマホ限定)
海外に何度も行く予定はないならレンタルWifi。
ランニングコスト重視ならGlocalmeを購入しましょう。
GlocalMeの使い方
STEP1. GlocalMe U2を用意する
GlocalMeを使うためにまず必要なのはWifiルーター本体。
amazonで購入できます。
というかアマゾンでしか売ってません。
GlocalmeのWifiルータは2種類で、UシリーズとGシリーズの2種類があります。現時点での最新機種であるGlocalme U2とGlocalme G3を比較すると下記のようになります。
Glocalme比較 | Glocalme U2 | Glocalme U3 |
画像 | ||
価格 | 18000円 | 21000円 |
サイズ | 12.7 x 1.4 x 6.6 cm | 12.7×2.1×6.6cm |
重さ | 90.7 g | 240 g |
バッテリー持続時間 | 13 時間 | 15時間 |
液晶画面 | なし | あり |
4G LTE対応 | なし | あり |
おすすめは僕も利用しているGlocalme U2です。
よく分からない場合はこちらを買ってください。
ちなみにGlocalme U2とGlocalme G3の違いで大きなところは、
・サイズと重さ
・液晶画面の有無
・4GLTE対応への有無
あたりになります。
まずは4GLTEへの対応ですが、これは早めの通信にも対応してますよーという機能。ただよほど海外でのネット環境にこだわりがあるわけでなければ特に必要ない機能です。
次に液晶画面の有無。Glocalme G3は液晶画面がついているので、Wifiルーターのバッテリー残量を把握しやすいです。反面、Glocalme U2は電池残量が具体的にわからないのが不便な点ですね。
なんて書くと、料金以外の面ではGlocalme G3のほうが良さそう。
ただGlocalme G3の最大のデメリットがサイズと重さです。
まずGlocalme G3は液晶画面があるぶんデブい。というか厚い。
数字で見るとGlocalme U2が1.4cm、Glocalme G3が2.1cmなので劇的な違いは感じないかもしれません。ただ、これを実際にポケットなりバッグなりに入れて街を歩くと存在感が全く違います。
それに重い。
ただでさえ荷物が多くなりがちな海外旅行なのに、2倍以上重さが違うのは地味にツラい。インターネットがないと仕事ができない僕ですらGlocalme U2で十分だと感じるので、基本的にはGlocalme U2を選んでおけば問題ありません。
STEP2. GlocalMeアカウントへ登録する
まずはGlocalMeアカウントを無料で開設するところから始めましょう。
下記のリンクから登録ができるようになっているので、メールアドレスとパスワードを入力して登録します。
https://www.glocalme.com/index/index/register
not activatedとあるようにまだアカウントは仮登録の状態なので、送られてくるメールのURLをクリックした時点で正式にアカウント登録は完了となります。
このいかにも中華っぽい絶妙にかわいくない顔が出てきたらOKです。
STEP3. GlocalMeのセッティングをする
次にGlocalMe U2とスマートフォンを接続する設定をしていきます。
まずはGlocalMe U2の背面を見てもらうと、QRコードが載っていると思いますので、QRコードスキャナーで読み取ってください。
するとGlocalMeのアプリダウンロード画面に移動すると思いますので、Androidとiphone自分が使っている方を選択しましょう。
もしくはQRコードが上手く読み取れないという方は、playストアもしくはituneストアで「glocalme」とアプリ検索してもらえば出てきます。
インストールが完了したらさっそくアカウントにログインします。
そしてスマホとGlocalMe U2をペアリングするために、「My Device」⇒「Activate Device」と移動し、最後にもう1度GlocalMe U2裏側のQRコードをスキャンしてください。これでスマホと本体の接続が完了されます。
あとは設定の問題で、1度再起動する必要があるようです。
STEP4. GlocalMeデータパッケージの購入
自分の行く国や期間、必要データ量などに応じてパッケージを購入します。
ちなみにデータ使用量の目安ですが、動画を見たり、画像を何十枚、何百枚と読み込んだりという使い方で無ければ、1日300MBと考えれば十分です。
むしろメールのやり取りだけだったり、それほど使用時間も長くないのであれば、1日100MBでも十分といえるかもしれません。
実際、僕がタイへ滞在した時のデータ消費量は、
1日目:100MB
2日目:100MB
3日目:600MB
4日目:150MB
という感じでした。
3日目だけ画像を大量に読み込んだのでデータ消費量が多くなってしまいましたが、基本的には3日4日くらいの旅行であれば1GBのデータパッケージを購入すれば良いことが分かります。
購入するデータプランが決まったら、次は支払いになります。
支払い方法で一番メジャーどころなのはpaypalなので、paypalアカウントを持っていなければ無料登録してからpaypalで決済をしましょう。
paypalの登録方法や使い方はこちらで解説しています。
支払いが完了するとこんな画面が出てくるので、これでデータプランの購入は完了です。
STEP5. GlocalMe U2に接続する
ではGlocalMe U2の使用に必要な設定は終わったので、最後にスマホやPCなど海外で利用したいデバイスと実際にwifi接続してみましょう。
GlocalMe U2の裏側にQRコードがありますが、そのすぐ下に「SSID」「PWD」という2つの項目があります。これがwifi名とパスワードになるので、まずは一致するwifi名を探しましょう。
するとセキュリティコードの入力を求められるはずなので、あとはPWDの部分を入力すればOKですね。これで海外に行ってもバッチリGlocalMe U2を接続できるようになります。
補足 Glocalmeの特徴なのか電波の問題なのか分かりませんが、飛行機が外国に到着した直後にGlocalme接続しようとすると上手くいかない事があります。入国審査カウンターあたりまで繋がらないケースもあるので、繋がらない場合も慌てなくて大丈夫です。
GlocalMeを使用しての注意点と評価
GlocalMe設定はネット環境が無いとできない
GlocalMeはスマホなりパソコンなりでデータプランを購入します。
そして当然ですが、データ購入にもインターネットが必要です。
なので、必ず日本にいる間にデータを購入しておいてください。
友人との旅行であればWifiを一時的に借りて海外でもデータ購入する事ができますが、一人旅の場合はデータの購入すらできず、Glocalmeを持っていても何の役にも立たない可能性があります。
(と言っても到着先の空港でフリーWifiを使えたり、ホテルやカフェでWifiを使える事は多いので完全に手遅れになるわけではありませんが)
気になるGlocalMeの通信速度は?
細かい通信速度は測定した事がないのですが…
今まで世界各地でGlocalmeを使ってきた感じ、通信速度が遅い印象はありませんでした。さすがに動画視聴となると読み込みに時間がかかるケースもありましたがおおむね問題ナシ。
少なくともメールとかLINEとかスカイプ(通話含む)とかネットサーフィンをする程度であれば一切問題はありません。また、建物の中でも十分に電波が届くので使い勝手は非常に良いです。
まとめ
最後にもう1度、早見表をチェックしてみましょう。
一番安いのは海外SIMを契約することですが、言葉もわからない状態で現地のSIMプランを選んで、さらに設定するのは結構ハードルが高いです。SIMロックスマホなら問答無用で不可能ですし。
なので、オススメはレンタルWifiかGlocalmeを使うこと。
僕のように年に3回以上海外旅行&出張するなら、初期費用がかかってもランニングコスト安さですぐ元が取れるので、絶対にGlocalmeを利用したほうが良いです。
機種は薄型のGlocalme U2、
もしくは分厚い代わりに、電池持ちが良い&残りの電池やデータ残量がひと目で分かるGlocalme G3。これは自分の好みで選びましょう。
一方、年に1回海外旅行にいくかどうかであれば、レンタルWifiを利用したほうが良いです。
年1くらいでは、いくらGlocalmeのランニングコストが安くても、初期費用が大きいですし。
レンタルWifiならイモトのWifiが格安。
海外旅行先でyoutubeなど動画を見まくるわけでなければ、1日500MBのデータ容量&速度は3Gで十分。1人旅なら1日1GBでも良いと思いますが、少しでも海外ネット代を安く抑えて旅行先で目一杯楽しみましょう!