ブログに批判コメントが来た時の対応【返信・削除・無視】

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ブログに批判コメントがついてしまった…

どう返信すべきか対応に困りますよね。

僕も、今まで何度も批判コメントをもらっています。

だからこそ思ったのですが、批判コメントに対しては画一的な対応をするのではなく「返信」「削除」「無視」の3つを状況によって使い分けることが大事です。

ブログに批判コメントが来た場合の対策をまとめていきますね。

批判コメントに応じて対応を変えるべき

批判コメントと一言で言っても、色々なパターンがあります。

批判コメントの種類

・間違いを指摘する批判コメント ・個人攻撃や意味不明な批判コメント ・記事内容に対する批判コメントへの対処法 ・URLを載せたコメント(スパムコメント) ・ツールによるスパムコメント

悪意しかないものから、建設的な意見まで。

スパムのような悪意にあふれたコメントは問答無用で削除するべきだし、反対に記事の間違いを指摘するコメントを削除したら、自分に都合の悪い意見は封殺する独裁者のようになってしまいます。

間違いを指摘する批判コメント

あなたの記事の○○という部分は間違っていますよ

と批判コメントをもらったら、素直に改善しましょう。

実際、誤った情報を提供しているなら問題がありますし。また修正後もコメントを削除するようなことはせず、内容が間違っていたことへの謝罪とお礼をしっかり伝えます。

返信の例

この度は私のリサーチ不足により間違った情報を発信してしまい申し訳ありません。 ○○さんのご指摘通り修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。 今後もよろしくお願いします。

個人攻撃や意味不明な批判コメント

「氏ね」とか「あああ」とか。

まるで中学生のようなコメントをしてくる人がすっごくたまに居るのですが、この批判コメントは単に反応してもらいたいだけなので、削除してしまいましょう。相手も悪意を持っているわけですからね。

ただし、対処の際に1週間ほど時間を置いてください。

この手の意味不明な批判コメントを送ってくる人はこちらの反応を欲しがっているので、ブログのコメントを削除するとそれに気づき、さらに同じようなコメントを繰り返してくることがあります。(実は承認前でもコメント削除するとバレます)

でも1週間ほど時間をおくと、よほど粘着質なアンチ以外はそもそもブログにコメントしたこと自体を忘れているので、それまでコメントを無視した上で削除すれば、スパム的な批判コメントが同じ人物から何度も届くことはなくなります。

記事内容に対する批判コメントへの対処法

ワードプレスの使い方!

みたいな絶対的な答えが存在する記事なら問題ないのですが、「自分はこう思う!」的な自分の思考や信条が混ざる記事になってくると、それに対する批判コメントが飛んでくることがあります。

例えば自分がこんな記事を書いたとします。

自分のブログの記事

私は会社員という存在がかわいそうだと思う。なぜなら毎日会社に縛られ、死んだ顔で通勤電車に揺られ、自分のやりたくもないことに人生の大半を費やし、給料が上がらないだの上司がうっとうしいだの文句を言い続ける…私はそんな生活は2度とゴメンだ。

ブログを書いた側はそれが正しいと思っている。

けど、ブログを読んだ側からすればこう感じるかもしれません。

記事へのコメント

そんな人を見下したような考え方をするお前の方が最低だ!起業家やフリーランスは良いところもあるが、安定しないし会社員が絶対的に悪いという考え方は納得できない!

それが批判コメントとして書き込まれた場合、悪意ではなく自分の考えを述べているだけなので、このタイプの批判コメントを削除するのは少し自分勝手です。相手を説き伏せようとはしなくても良いので、コメントに返信して自分の考えを再度伝えてあげましょう。

URLを載せたコメント(スパムコメント)

批判コメントとは少し違いますが…

ブログが有名になってくるほど、あなたのブログから集客しようとしてくる人が増えてきます。コメントに自分のブログのURLを載せることで、あなたのブログからアクセスを引っ張ってこようとするわけですね。

いわゆるコメント回りと言われるモノです。

コメント回りすべてを否定するつもりはないのですが、別に名前も知らない人に協力してあげる義理もないので、僕の場合はブログのURLだけ削除してからコメントを承認してあげるようにしています。

もちろん、これがある程度関係性がある人な場合は、URLごとコメントを承認してあげるのもアリですね。コメント回りは基本的に否定的なコメントであることは少ないので、URLだけ消して承認というのが1つの手です。

また、これと似たパターンで宣伝コメントがあります。

「あなたのブログに広告を掲載しませんか?」とか「あなたのブログはアクセスが集まっていますか?もし集まっていないならお手伝いしますよ?(有料で)」みたいなコメントですね。もし必要であれば連絡を取れば良いですが基本は無視でOKです。

ツールによるスパムコメント

問答無用で削除でOKです。

これは英文だったり、日本語でもなにかの商品名がひたすら羅列されているようなコメントだったり…この手のスパムコメントはブログに残しておく価値はないので、承認せずにそのまま削除してしまいましょう。

手っ取り早い対処法はワードプレスならAkismetというプラグインを導入することです。

Akismetの設定とAPIキーの取得方法【スパムコメント防止】

このプラグインはワードプレスをインストールすると最初から入っていたりするのですが、有効化作業(普通のプラグインの有効化作業とは少し違います)を行わないと効果を発揮してくれません。

けど、Akismetを1度有効化してしまえばツールによるスパムコメントを完全にシャットアウトしてくれます。むしろAkismetがないと批判コメントが増え続けていくので、ワードプレスを利用する場合Akismetはほぼ必須のプラグインですね。

批判コメントに対してやってはいけないこと

批判コメントに対してやってはいけない対応としては、

相手と同じ土俵に立ってバトルしてしまうこと

ですね。

批判コメントのタイプにもよるのですが、多くの場合はこちらの反応を面白がっているパターンが多く、熱くなって反論した時点で相手の思うつぼにハマってしまうことになります。

だから1人とコメントバトルするなんてのは最悪で、時間や精神力を持っていかれるだけではなく、バトルを見た他の読者さんが「あ、このブログの作者さんってこんな人なんだ…」と思われてしまいます。

反対に、こちらがオトナな対応で批判コメントを流せば、

「あ、この人はさすがだな」

と他の読者さんからはプラスの印象になります。

批判コメントが来てカーっと感情的になり、レベルの低いコメントバトルをしてしまうのが最悪なので、批判コメントが来たとしても、これだけは絶対にやらないようにしましょう。相手と同じ土俵に上がらないことですね。

批判コメントにが来たら喜ぼう

批判コメントが来ると、不安になりますよね。

けど、これはあなたのブログが成長している証拠です。

批判コメントをしてくる人(スパムではなく、間違いの指摘や自分の意見を伝えてくる人)は、あなたのブログをしっかりと読んでいるからこそ、批判コメントをしてくれているわけです。

誰にも読まれないブログには批判は来ないし、読まれても尖っていない(毒にも薬にもならないような文章)は批判もない代わりに、誰の記憶にも残らずあなたのファンは増えません。

最悪なのは、批判を恐れて毒にも薬にもならない記事を量産すること。

でも、実際にはブログを読んだ8割に嫌われたって残り2割が強烈なファンになってくれれば問題ないし、自分の考えを出していくことを恐れてはいけません。

もちろん、極端に他人を批判するようなスタンスだとあまり良くないですが、自分の思考や信念をハッキリ伝えたほうがファンは増えるし、批判コメントはあなたのブログに独自の色が出ている証拠でもあります。

批判コメントへの対応は状況によって変える

相手が悪意を持ってコメントしているかどうか?

これが批判コメントへの対処法を考える1つのポイントになります。

スパムコメント、もしくは意味不明なコメントなど明らかに悪意を持っている場合は削除すれば良いですし、真正面から相手をする必要はありません。


しかし相手がこちらの落ち度を指摘してくれた場合や、自分の思考や信条をぶつけてきただけの場合は、誠意を持って返信する必要がある場合もあります。批判コメントの種類によって対応を変えていきましょう。

最後に、批判コメントが来るということは間違いが多い以外には、あなたの記事がそれだけ誰かの心に残る(心に響く記事というのは誰かにとってはイヤなものであることが多い)証拠でもあります。

もちろん、極端に誰かを傷つけるような内容になっていたら良くはありませんが、誰にも響かない当たり障りのない記事だとそもそもコメントはつかないので、あまり批判コメントを恐れすぎず記事を書いていきましょう!




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