トレンドアフィリエイトといえば、芸能ネタを思い浮かべる人も多いです。
でも芸能には興味がなかったり、芸能人の結婚ネタなどは爆発してもアクセスがすぐ減少してしまうことから、安定性に欠けるデメリットがあります。
そこで、多くの人がチャレンジするのが季節系トレンドアフィリエイト。
クリスマスが~とか、バレンタインが~とか、季節ごとの話題を記事にすることで、トレンドの爆発力もあり、さらには毎年爆発が起きる安定性も備えたまさに一石二鳥の手法!!
…なのですが、季節系トレンドアフィリエイトは難しいです。
正確には、季節系トレンドアフィリエイトは闇雲に記事を増やしていけばアクセスが積み重なるものでもないし、最悪トレンドブログの良さを殺してしまい、努力してもまったく稼げずに終わる可能性もあります。
あなたが季節系トレンドアフィリエイトを実践していて、それでいて思ったほど収益が出ていない場合、根本的な戦略自体が間違っている可能性があるので、正しい季節系トレンドの攻略方法を確認してみてください。
目次
季節系トレンドアフィリエイトはライバルが多い
季節系トレンドアフィリエイトではこんな話題を記事にします。
・クリスマスのおすすめプレゼント
・紅白歌合戦の出場歌手
・甲子園の優勝予想
・入学式の準備や必要なもの
・花粉症対策
特定の時期になると多くの人が検索する話題を「季節系トレンド」と呼んでいます。
トレンドと言えば、1記事で1万とか10万とか圧倒的なアクセスを集められるのが強みですが、1度限りの使い捨てになる記事も多くなります。その点、季節系トレンドは定期的にアクセスを集めてくれるのが魅力。
たとえば花粉症対策の記事を書いて上位表示できたら、毎年花粉症シーズンになるたびにアクセス爆発が起きます。使い捨てに近い芸能などのトレンドと違い、季節系は「資産」といえるかもしれません。
これだけ聞くと、季節系トレンドアフィリエイトは最強に見えますよね。
でも、そのぶんライバルも多くいます。
正直言うと
「クリスマス おすすめ プレゼント 2019」
「クリスマス おすすめ プレゼント 彼女」
くらいのキーワードでは、間違いなく上位表示できません。
仮に上位表示できたら、アドセンスだけでも1日1万円の報酬はくだらないキーワードは多くあります。でも、実際に上位表示できるかはまったくの別物です。
もちろん、どのような季節系の話題を扱うかにもよる(クリスマスとかは、パッと思いつくのでライバルも多い)のですが、思っている以上に上位表示は難しいことを把握する必要があります。
季節系トレンドは強みを捨てかねない
季節系トレンドアフィリエイトで失敗している人の典型例が、
「ライバルもそれなりに居る。でも、ドメインパワーが上がってくればいずれ上位表示してくれるだろうから、とりあえずドンドン季節系の記事を入れていこう」
という考えの人。
もし今この考え方でブログの記事数を増やしているとしたら、今すぐ方針転換してください。でないと、ムダな記事を増やし続けた挙げ句、結局大して稼げずに終わる可能性が極めて高いからです。
そもそも、トレンドの強みは【爆発】です。
新しいニュースは需要が多いのにライバルが少く、弱小ブログでも比較的早くアクセスを集められるのがトレンドブログの強みなのに、勝ち目の薄い季節系トレンドを狙い続けるのは本末転倒です。
いやいや、ドメインパワーが上がってくれれば!!…と言われても、「じゃあ、いつドメインパワー上がるの?それまでアクセス無くていいの?」という話ですね。「安定ブログ」とか「資産ブログ」といった言葉に惑わされ、一度もアクセスを集められずに終わったら目も当てられません。
だから、季節系トレンドアフィリエイトを続けるべきか?
一度考えて見たほうが良いです。
少なくとも僕は、初心者のうちは「稼げる経験」をするためにも単発でも爆発狙いのほうがいいと思うし、ドメインパワーの上昇とかアクセスを安定させるための記事とかはその後の話です。
トレンドブログでゼロから月10万円を突破するための基本的な流れは別記事にまとめているので、まずは単発でも爆発狙いのやり方を学んだほうがいいんじゃないかと思いますね。
西暦キーワードの罠
まず、西暦(2019とか)さえ入れれば良いと思っている人は失敗します。
たしかに、
「クリスマス おすすめ プレゼント」
だと去年までの記事(2019年に記事にするなら、2018年までのすべてのクリスマス関連の記事)がライバルになってしまうので、どうしても競争率は上がってしまいます。
差別化のために西暦キーワードを入れるのは間違ってはいません。
でも、みんな同じ事を考えるんです。
特にトレンドアフィリエイト初心者ほど、季節系キーワードを狙う時、思考停止気味に「2018」とか「2019」とか西暦キーワードを入れて満足しがち。
それで上位表示できればまったく問題ないのですが、大半の季節系トレンド実践者が同じことを考えるので、ドメインパワーが弱い段階では確実に勝負に負けます。
西暦キーワードは意味がない!
とまでは言いませんが、よほどマイナーな季節の行事やイベントでは無い限り、西暦はライバルとの差別化にはならない。上位表示することはできないと覚えておくべきです。
思考停止で西暦キーワードを使うのも、季節系トレンドアフィリエイト失敗の理由です。
例えば「隅田川花火大会 駐車場 2019」というキーワードで検索1位を取ったとしても、そもそも駐車場を調べるのに2019なんてつけて検索するか?という話になりますよね。
たしかに西暦キーワードはライバルとの差別化になるものの、無闇やたらに使ったところで需要があるといは限らない、という事は確実に覚えておいたほうが良いです。
西暦を使わずに差別化するには?
トレンドアフィリエイトの原則は
【今まで存在しなかった新しい言葉を使う】
ということ。
西暦キーワードを使うのも、「2019」などのキーワードを使うことで、2018年までに書かれた記事がライバルではなくなるから。「新しい言葉or新しい組み合わせ」が必須です。
この原則さえ理解していれば、ライバルの多い季節系キーワードでも勝負できます。
それこそクリスマスやバレンタインといったレッドオーシャンを、まだ始めたばかりの弱小ブログで攻略してアクセスを集められます。
ヒントとなる視点を紹介しますね。
毎年、名称が変化するもの
例えば
・仮面ライダー
・プリキュア
この2つは1年に1度、新シリーズに変わります。その際に名前も変わるので、1年ごとに新しいキーワードが生まれることになります。
仮面ライダードライブ→仮面ライダーゴースト
スマイルプリキュア→ドキドキプリキュア
そして大事なのはここから。
これら“新しいキーワード”を、従来の季節の話題と組み合わせられないか?を考えてみましょう。
仮面ライダーゴーストのグッズを、子供に買い与えようと思っている親が検索するキーワード。「ゴースト」が入ることで、去年までの記事はライバルにはならない。
うきわを必要とする年代の子は、キャラ物が好き。するとシリーズ名で検索する親が出てくる。これも過去のプリキュアとは名称がかぶらないので上位表示しやすい。
季節系の話題でも、かなり上位表示率は上がります。
ぶっちゃけた話、トレンドアフィリエイト実践者の9割は頭を使ってないので、本当の意味で”ずらし”を考えようとしていません。
だから少し頭をひねって”ずらし”をすると、ガラ空きのキーワードが多いです。西暦だけ狙って稼げていない人は、思考停止していると言えますね。
新しく生まれた商品、施設
2017年4月に、レゴランドがオープンしました。
オープン直後=ライバルが少ないキーワードです。
仮に
「ディズニーランド クリスマス 混雑 2019」
というキーワードで狙っても上位表示は難しいはずです。
2019が差別化キーワードとして実質的には機能していないし、有名なテーマパークだけあって、季節系トレンドアフィリエイト実践者がまっさきに狙うからですね。
でも、オープン直後のレゴランドならどうでしょう。
2017年4月にオープンしたのであれば、2017年12月のクリスマスは、当然ですがレゴランドにとって初めてのクリスマス。むろんライバルが存在するはずがありません。
だから
「クリスマス プレゼント おすすめ 2017」
みたいなキーワードで記事を書くのではなく
「レゴランド クリスマス 混雑」
「レゴランド クリスマス イベント」
などのキーワードで記事を書いたほうが、はるかにアクセスは集まりやすかったということですね。
もちろん、これは他の施設でも同じです。
2019年であれば、今年オープンしたばかりの施設はないだろうか?これはテーマパークに限らず、ショッピングモールなどでも構いません。
既存の季節系のキーワードに、今年新しく生まれたキーワードを組み合わせれば一気に上位表示しやすくなります。
西暦キーワードに頼りすぎない
季節系トレンドアフィリエイトは、上位表示さえできれば強いです。
でも、実際には多くのライバルが同じように考えているし、祝日の意味だとか由来だとか、クリスマスや母の日など有名な行事を狙ったところでアクセスを集められません。
それに、西暦キーワードは思ったより検索されないことも多い。
だから季節系トレンドアフィリエイトをやるなら絶対に意識すべきは
「西暦キーワードは、正しく使わなければ意味がない」
「今年1年で、新しく生まれたキーワードを使う」
ということですね。
この考えを持って記事を書くだけで、今よりもはるかにアクセスも収益も伸ばすことができます。季節系トレンドで上手く行っていない場合、実践方法を変えてみてください。
