クラウドソーシングサイトって慣れないと使いづらいですよね。
ランサーズ、クラウドワークス、シュフティなどのサイトが有名です。ブログアフィリエイターは特に活用している人が多いはずです。
アルバイトよりも手軽に仕事をお願いできる非常に便利なサイトですが、いざ使おう!となるとシステム面で分からないことが多い。
特に多いのが「タスク形式」「プロジェクト形式」って何が違うの?という悩み。僕も当初はよく分からないまま外注サイトを活用し、プロジェクト形式しか使いませんでした。
でも、これはめちゃくちゃ損してます!
プロジェクト形式とは何か?タスク形式とは何か?この2つの意味を理解し、賢く使い分けることで効果的に仕事を進めることができます。
今あなたがすでにブログを外注化している場合はもちろん、そうでない場合も絶対に知っておくべき内容なのでぜひ読んでみてくださいね。
タスク形式とプロジェクト形式の違い
まだクラウドワークス

クラウドワークスで仕事を依頼しようとすると下記のような画面が出ます。

・タスク形式
・プロジェクト形式
「なんじゃこりゃ?」
ただでさえクラウドソーシング(外注化)はハードルが高く感じるのに、いざ挑戦してみるとわけのわからないシステムと単語のオンパレード…
この時点で外注化を諦める人もいます。
では、タスク形式とプロジェクト形式って何が違うの?という話ですが、
【1人に依頼するか、不特定多数に依頼するか】
の違いです。
ザックリ言うと、低単価でカンタンな仕事をパパっと終わらせたい時はタスク形式、高単価で多少時間がかかる仕事はプロジェクト形式という認識でOKです。
それぞれ詳細を見ていきますね。
プロジェクト形式
1人とじっくり仕事をしたい場合に選ぶ形式。
例えばあなたが継続的に自分のアフィリエイトサイトを管理してくれる外注さんを募集したい場合。また10記事20記事と作成を依頼したい場合。
プロジェクト形式を選ぶのが正解です。
プロジェクト形式の場合、クラウドソーシングサイトにもよりますが契約が必要です。(契約書があるわけではなく、あくまでサイト上でのやり取りですが)
そして契約後に1人のライターさんに指示を出し、10記事なら10記事作成してもらう。そして仕事が完了した時点で支払いして契約終了となります。
プロジェクト形式の特徴
・1対1でのやり取りが基本・長期継続的な仕事の依頼に向いている
・大人数を集めるには不向き
タスク形式
タスク形式はプロジェクト形式と正反対。
1対1ではなく不特定多数の人に仕事をしてもらいます。
タスク形式では依頼を出す時に「何件(何人)」に仕事をしてもらうか?」を決めます。5人とか10人とか30人とか。
そしてタスクでの募集を開始すると、あなたの仕事依頼を見つけて興味を持った人が、早いもの勝ちで仕事を完了してくれます。タスク形式は仕事完了までのスピードが速いです。
仮に30人の制限なら、30人が仕事してくれた時点てタスクの募集は終了。
プロジェクト形式と違い、タスク形式は誰に仕事をしてもらうか自分で選ぶことができません。自分の依頼を見つけた人なら誰でも仕事をしてくれる可能性があります。
つまり、中には悪い考えを持ったライターが混ざる可能性も…
タスク形式の特徴
・あなたが外注化したい仕事を速く終わらせることができる・プロジェクト形式と違いめんどうな契約が必要ない
・誰に仕事をしてもらうか選ぶことができない
タスク形式とプロジェクト形式の使い分け
2つの依頼方法の違いを紹介してきました。
でも、タスク形式とプロジェクト形式の違いを聞いても、イマイチ使い分けの方法がイメージ出来ないんじゃないかと思います。
特にタスク形式。
本当はタスク形式ってめちゃくちゃ使えるんですけどね。ここからは、僕が実際にブログ外注化の際にタスクとプロジェクトをどう使い分けたかを解説します。
プロジェクト形式:長期的な記事作成
まずはイメージしやすいプロジェクト形式から。
「自分のブログを代わりの誰かに任せたい」
「新しく作るブログを更新し続けてくれる人が欲しい」
そう思ったらプロジェクト形式一択です。
自分のブログを任せる以上、ハンパな人に任せたくないですよね。質の低い記事を書いたらブログがペナルティーで飛ばされるリスクもありますし。
そうでなくてもブログのファンが減る可能性もあります。
外注化する以上、記事の質は確保したい。
となると誰が仕事をするか選ぶことができないタスク形式には、とても自分のサイトを任せることはできません。
トレンドブログの更新を任せたい、継続的に記事を書いてくれるライターさんが欲しい。その場合はプロジェクト形式で信頼できるライターさんと契約するのが正解です。
タスク形式:アンケートや口コミの募集
タスク形式利用の基本は、
・低単価
・軽作業
すでにお話したようにタスク形式は仕事人を選べないデメリットがあります。中にはコピペした文章を送りつけて稼ごうとする悪いヤツもいます。
クラウドソーシングサイトのタスク形式には「非承認」という項目があり、納品された内容が明らかに悪質だと判断した場合に却下できる機能があります。
つまりコピペ野郎に1円も払うことはないわけです。
ですが非承認できる数は決められており、場合によっては質の低い仕事人にも給料を渡す必要が出てきます。これが1件1000円とかだとちょっと痛いですよね。
だからタスク形式を利用する場合は低単価にします。
理想的な使い方はアンケートや口コミの募集ですね。
僕が実際に利用したのが映画サイトを作る時。特定ジャンルの映画を見た人に感想を募集することで、カンタンに独自のコンテンツを得ることができました。
他にリサーチにも活用できます。
もしあなたがダイエットのサイトを作りたいと思えば、ダイエット実践者の悩み、経験談を知ることは必須になります。そうでないと共感を呼ぶコンテンツは作れません。
けど、ダイエットの挫折の原因や試してみた方法をタスク形式で回答してもらうことで、実践者の生の声を知ることができるわけです。
もちろん、中にはダイエットなんかしたことないのに、適当な回答をしてくる人もいるかもしれません。これはリサーチ目的にはジャマです。
でもタスク形式の料金は低単価。ジャンルにもよりますが僕が映画の感想を書いてもらったときは、500文字30円でも30人の枠が1日で埋まりました。
数人に30円払ったところで微々たるもの。
不特定多数の人にアンケートや口コミを依頼し、それによって自分のブログのコンテンツを充実させることができるのがタスク形式の強みです。
まとめ
プロジェクト形式
・1対1で記事作成を長期的に依頼する場合に適している・誰と契約するかによって仕事の質がかなり変わってくる
タスク形式
・カンタンな仕事を不特定多数の人に行ってもらう(仕事人を選べない)・アンケートや口コミなどを大量に集めるのに有効
この2つの形式を使い分けると、ブログのコンテンツを充実させることができます。特に経験者の生の声はアフィリエイトサイトにとっては宝物みたいなもの。
クラウドソーシングを利用している場合はぜひ活用してみてください。