デザインで読みやすいブログ記事を作ろう!色や装飾で精読率が変わる

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世の中には、嫉妬するくらい素晴らしい文才を持った人がいます。

ただ、その中で人気ブロガーとして大成するのはほんの一部…

なぜかと言えば、上手な文章と読みやすいブログはイコールではないからです。

実際、ネットサーフィンをしていると

うわっ…このブログ読みづらすぎ…

と一瞬でブラウザバックすることも少なくありません。

文章がおもしろいとかの話ではなく、そもそもデザインが読みづらいのです。文章が余白なしでギッシリ詰まってるとか、フォントの装飾を張り切りすぎて目がチカチカする文章になってるとか。

文章の装飾や色、デザインで損をしてる人ってめちゃくちゃ多いです。

今回の記事では、読みやすい文章を作るための装飾やデザインをお話します。デザインなんて言っていますが、HTMLやCSSが必要な場面はほとんどなく、意識さえ変えれば一瞬でマネできるポイントばかり。

ぜひ、あなたのブログ記事をもう1段階パワーアップさせましょう。

フォントサイズとカラーの話

文字の色は3色まで

読みやすい文章に文字の装飾は必要です。

どれだけ素晴らしい文章を書いたところで、淡々と文字が続いていたら目を惹く部分も少ないし、伝えたい大事なポイントも素通りされてしまいます。

けど、文字の装飾をするなら3色までにしましょう。

色が多ければ多いほど良いと言わんばかりに、やたら何色も使いたがる人がいます。赤、青、黄色、緑、オレンジ…などなど。

確かに強調は大事ですが、色が多すぎると逆効果です。

文章が強調だらけになってしまうせいで、本当に強調したいポイントも目に入りづらくなるし、単純に目がチカチカして読みづらい。

特にマズいのは、色ごとの用途が決まっていない場合ですね。

赤はいちばん大事なところ、オレンジは強調したい単語、など自分独自のルールを持っていれば良いのですが、それが無いとますます読みづらい。

ブログの文字色は1記事3色までにして、それぞれの色をどのような時に使用するのかも自分のなかでルールを決めておきましょう。

青色のフォントは使わない

インターネットの世界では青色の文字=リンクです。

青色の文字=クリックできる文字、と条件反射的に考えてしまうので、文字の強調のために青色フォントを使わないようにしましょう。

特に、青色と下線を同時に使った日には間違いなくリンクと勘違いされるので、読者が見やすいデザインにしていきたいですね。

リンクの色は必ず青に

さっき、リンク=青色とお話しました。

リンクではない文字に青色を使うのはNGです。それに加えてリンクの文字を青色以外にするのもダメです。パッと見、クリックできなそうに見えてしまうからですね。

多くのブログ(テンプレート)は、もともとリンクが青色に設定されています。ですが、たまにリンクが青色以外に設定されていることがあるので気をつけましょう。

フォントサイズを何度も変えない

僕は文章を書く時にフォントサイズを変えることはありません。

そればかりか、有名なブロガーのホームページを見てもフォントサイズを変更している人は少数派です。見出し以外、文字サイズは統一すればOKです。

ただ、フォントサイズ変更はNGではありません。

本当に強調したい部分だけ文字サイズを変更するのはアリですが、その場合気をつけてもらいたいのは文字サイズ変更を連発しないことです。

文章を読んでいる時に、何度も何度も文字サイズが変わろうものなら読みづらくて仕方ありません。おまけに複数の大きさにでも変わろうものなら速攻ブログを閉じます。

あと気をつけてもらいたいのは、文の途中で大きさを変えないこと。文字サイズを大きくする時は短い文章にすることですね。

スムーズに読むためのデザインと装飾

見出しを使う

ブログ記事を本のように章で分けましょう。

例えば200ページある本なのに、第○章とか項目が1つもなくて文章がズラーッと続いているだけだと、どこに何が書いてあるか分からないですよね。

ブログも同じです。

読みやすいブログ記事を書くためには見出しは必須ですし、読者の完読率(記事を最後まで読んでもらう)を上げるためにも見出しは欠かせません。

ただ、意外と見出しの正しい使い方やルールを知らない人も多いので、SEOやデザイン面の見出しのポイントを記事にまとめました。

見出しのルールの詳細はこちらの記事を参考にしてください。

読みやすいブログ記事を書くための見出しのルールと使い方

読みやすい改行デザインにする

これ、めちゃくちゃ大事。

読みやすい記事=上手な改行の文章とすら言えます。

極端な話ですが、どんなに素晴らしい文章が書いてあっても、新聞のように文字がギッシリ余白もなく詰まっている文は読みたくありません。

特に画面が小さなスマホであればなおさら。

では、PCでもスマホでも読みやすい改行ってなんでしょう?

この2つを意識した改行ができている人って実はかなり少ないので、読みやすい改行の詳細はこちらの記事で学んでみてください。

ブログでベストな見やすい改行とは?Web文章のルールまとめ

画像や動画を使う

画像や動画もデザインの1つだと思ってください。

どんなに文章が良くても、それが単調なものであるほど読者は読み飛ばしてしまうし、あなたのページから離脱してしまいます。だから画像や動画を入れるわけです。

小説は読むのが苦手だけどマンガは読める!という人は多いですよね。文章だけでなく画像を加えることで、多くの人にとっては読みやすいブログ記事となります。

ただし、画像の入れすぎには注意

説明のための画像(文章を理解しやすくするための画像)であれば多くても問題ないのですが、フリー画像サイトから引っ張ってくるイメージ画像はほどほどにしておきましょう。

フリー画像のおすすめサイトはこちらで紹介しています。

【ブロガー必読】無料のブログフリー画像厳選!素材&写真サイト10選

結婚に関する記事なら、結婚式の画像とか指輪の画像とか、結婚をイメージさせるような画像を使うわけです。これ自体は問題ないのですが、イメージ画像には読者の興味を惹く力はありません。

イメージ画像はあくまで単調な文章にならないようにするだけ。読者に次を読みたいと思わせる効果はないですし、画像が増え過ぎれば読み込みが遅くなり離脱率UPにもつながります。

文章を単調にしない。

という目的ならボックスや文字装飾を使うだけでもだいぶ違ってきますし、なんとなく寂しいから画像を入れていこう、みたいな考えは捨てるようにしましょう。

わかりやすいデザインで伝える

箇条書きを使う

まずはこの文章を見てください。

悪い文章例

私はアフィリエイトで稼ぐためには3つのものが必要だと思います。 1つめは行動力。才能や思考力に違いはあるものの、どんなに優れた脳力を持っていても行動しなければ絶対に結果は出ないからです。 2つめは継続力。アフィリエイトで結果を出している人を見ると、才能に恵まれた人よりも、ひたすら継続してきた人が多いことに気づきます。 実際、私も最初からアフィリエイトで成功したわけではないし、諦めずに続けてきたからこそ今の結果があると考えています。 3つめは習慣力。これはアフィリエイトに限らずですが、どんな物事も週間になれば続けられるし、そうでなければ続けられません。 だからこそ、1つの物事を習慣化するのが得意な人は何でもうまくいきやすいです。そして習慣力は鍛える事ができます。

では、次にこちらの箇条書きを見てください。

良い文章例

アフィリエイトで稼ぐために必要な3つのポイント ・行動力 ・継続力 ・習慣力

箇条書きだと3つのポイントがスッと頭に入ってきませんか?

今回の例文は項目も3つ、1つ1つの補足もそれほど多くないので比較的分かりやすいかもしません。ですが、項目数が増えたり1つ1つの補足内容が増えてくると文章だけ伝えるのが難しくなってきます。

その点、箇条書きであればまっさきに3つのポイントを伝えます。

いちばん大事な3つのポイントが記憶に残りやすいし、そのあと1つ1つのポイントに補足説明したほうが理解度は高くなるわけです。

どれだけ上手な文章を書けても、伝え方次第で50伝わるか100伝わるか違ってきますし、必要に応じて箇条書きで読者にポイントを伝えていきましょう。

ボックスを使う

僕のブログのボックスはこういうのです。

ボックスとはボックスタグのことで、Webサイトの文章の一部を四角で囲って強調できます。色文字とは別の目立たせる仕掛けですね。

この記事でも何度もボックスを使っています。

文字の色やサイズを変えるより効果的。文字の背景色が変わるので読者の視線も集中しやすく、ボックスの文章は極めて読んでもらいやすいです。

あまりにも連発しすぎると効果が薄くなりますが、注目させたい点にボックスタグを使うと読みやすい記事になります。

BOXタグにはHTMLやCSSの知識が必要ですが、最近のワードプレステンプレート(特に有料のもの)であればカンタンに利用できるものも増えています。

もしボックスタグがデフォルトで備わっていないテンプレートを利用中であれば、ネット上からコピペで使えるボックスタグを探してみましょう。

テーブルを使う

テーブル=表です。

エクセルみたいな表示ですね。

テーブルは主に2つ以上のものを比較する時に使います。比較=テーブルタグを使う、くらいの認識で問題ありません。特に商品アフィリエイトの場合はかなり使うことが多いです。

ワードプレスならTablePressというプラグインで簡単に設定できます。

読みやすいブログ記事はデザインで作れる

デザインなんて関係ない!まずは良い文章を書くことだ!

なんてことが言われます。

僕もその考えは支持しているし、僕自身デザインのセンスがある人間だとは思いませんが、デザインを放り投げるにしても限度があるわけです。

最低限、読者さんにとって視覚的に分かりやすい・読みやすい文章にしておかなければ、伝わるものも伝わりません。増えるファンも増えません。そして最低限のデザインや装飾は、この記事に書いてある内容で十分です。

ライティングスキルを高めることは一朝一夕では難しいですが、デザインや装飾のルールなら一旦覚えてしまえばOK。ぜひ今日からブログの記事を書く時に取り入れてみてくださいね。




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