ブログで読みやすい文章を書くライティングのポイント【基礎編】

書けば書くほどライティングのスキルは上がる。

これは半分正解、半分ウソです。


ブロガーにしてもアフィリエイターにしても、大半の人はひたすら記事を書き続けているだけで、ライティングを学ぼうとする人は少ないです。そして、自分で自分の問題点に気づくことができる人はほぼいません。


常に課題を持ってライティングを続けた場合、ライティングのスキルは上がる


というのが真実です。


だからこそ、まずは課題を知ること。

今回はアフィリエイターとして7年以上活動してきた僕が、ブログで読みやすい文章を書くライティングのポイントを紹介するので、自分のライティングに活かすべき点がないか参考にしてみてください。


文体を統一する

一人称を統一する


一人称=自分をどう呼ぶかです。

僕、私、俺、自分、ウチ…などなど。


記事によって一人称がバラバラだと、ブログ作者がどんな人間なのかまったくイメージできませんよね。それどころか1記事の中ですら一人称が変わってしまう場合、誰が何をしているのか伝わりづらい文章になってしまいます。


ブログを始める時点で、一人称は決めてしまいましょう。


どのようなブログを運営するか、どのようなキャラクターを目指すかによって一人称は違ってきますが、迷ったら「僕」「私」のどちらかを使えばOKです。女性なら自分の名前を一人称にするのもアリですね。

口調を統一する


同じブログで口調が違う。

ヒドい場合は同じ記事で口調が違う人がいます。


必ずブログを書き始める時に、

・です、ます調
・だ、である調

のどちらかを決めておきましょう。


どちらが正解ということはないのですが、「だ・である調」はカタいイメージを与えますし、何も意識しなければ「です・ます」で文章を書く人のほうが多い気がするので、「です・ます調」をオススメしています。

同じ語尾を連続使用しない

いい天気なのでお出かけする予定です。
そういえば、近所に新しいショッピングモールがオープンしたようです。
どんなテナントが入っているのか楽しみです。

小学生の日記っぽいという感想は置いておいて…(笑)

語尾が「~です」ばっかりで読みづらくないですか?


「それしか言葉知らんのかい!」とツッコミたくなるし、リズムが悪いから文章としてもすごく読みづらい…だから同じ語尾は連続させないほうがいいです。


では、語尾をバラバラにしてみましょう。

いい天気なのでお出かけします。
そういえば、近所に新しいショッピングモールがオープンしました。
どんなテナントが入っているのか楽しみです。

語尾がかぶらないようにしただけで読みやすくなりましたよね。

明確な基準があるわけではありませんが、「~です」とか「~ます」といった語尾が3回連続するのは確実に避けるべき。2回連続は仕方がないときもありますが、基本的には2連続も避けるという意識で文章を書くといいです。


漢字と表現の使い分け

なんでもかんでも漢字に変換しない


漢字がある言葉なら変換すべき!

という考えは今すぐ捨ててください。


読みやすい文章を書きたいと思えば、読みづらい漢字は使わないほうが良いです。常用漢字でないものは避け、さらに常用漢字でも普段使わないものや難しいものは使わないようにしましょう。


例えばこんな言葉。

漢字は正しいけど、別に漢字使わなくていいじゃん、と思いません?

及び、因みに、紫陽花、茄子、林檎、睨む、拘る


及び→および
因みに→ちなみに
紫陽花→アジサイ
茄子→ナス
睨む→にらむ
拘る→こだわる


僕らは難しい文章や格式高い文章を書きたいわけではなく、読みやすい文章を書きたいと思っているはずです。それなら何でもかんでも漢字!という考えは少し違うと分かりますよね。

ひらがなや漢字の連続表現を避ける

悪い文章例
明日多分風邪引きます
良い文章例
明日たぶん風邪引きます

悪い文章例も、別に日本語として間違ってはいません。

ただ、漢字ばかり続いていると読みづらいですよね?


今回はいずれも簡単な単語ばかりなので、漢字が少し続いても問題なく頭に入ってきます。けど、普段使わない言葉(専門用語とかグループ名とか)だと漢字の区切りも分からなくなり、格段に見読みづらい文章になります。

だから漢字が続いているような時は、意図的にひらがなを入れてあげる。


もちろんこれは漢字が続く場合に限らず、文章によってはひらがなやカタカナが長く続いてしまう時があります。そういう時は、少しむずかしい漢字でもあえて変換したり、カタカナにすることで見やすくなります。

漢字、カタカナ、ひらがなをバランスよく使いましょう。

難しい表現を使わない


まずはよろしくない例から。

難しい表現の一例
・齟齬があります
・鑑みた結果
・あしからず
・暫定的に
・沽券に関わる

大半の人は読めると思うんです。

意味も何となく伝わると思うんです。


ただ、普段は使わないような難しい言葉が出てくると、スッと文章が頭に入ってこなくなります。同じような言葉でも、文字のチョイスで相手にどれだけ伝わるかが全く違ってくるわけです。

日本語訳されたやたら分厚い本とか論文を読む時に似てますね。文章自体は問題なく読めるし、1つ1つの単語の意味も理解できているけど、難しい単語や専門用語が多すぎて文章を具体的なイメージへ変換することができない。

結果、本を読んでも頭に何も残らないという経験はあると思います。


ブログの場合も同じです。

「自分は分かるから」
「これくらいなら通じるだろ」

みたいな思い込みは捨てること。


文章を書く時は「中学生でもスラスラ読める」という意識を持ちましょう。ライティングに慣れていないと難しい言葉や専門用語を使いたくなりますが、むしろいかに誰でも分かる簡単な言葉で伝えられるかが大事になります。

漢数字より算用数字

漢数字は使わず、算用数字を使いましょう。
悪い文章例
百ヘクタールは、およそ東京ドーム二十一個ぶんです。
良い文章例
100ヘクタールは、およそ東京ドーム21個ぶんです。
明らかに1、2、3の算用数字のほうが見やすいですよね。


漢数字を使うのは固有名詞の場合のみ。

たとえば「一石二鳥」を「1石2鳥」と書いたら伝わらないし、「九州」を「9州」とか書いたら、ただのおかしな人になります。数を表す時は1、2、3という算用数字を使うと覚えておきましょう。


記号の使い方

「、」を使いすぎない


年配の方に多い気がします。

文章はいいのに、やたら「、」を入れてしまう人。


悪い文章例と良い文章例をセットで見てみましょう。
悪い文章例
私は、今日の朝、目を覚ましたら、まずは顔を洗って、朝食を食べ、その後、新聞を読んで、コーヒーを飲み、出社しました。
良い文章例
私は今日の朝、目を覚ましたらまずは顔を洗って朝食を食べ、その後新聞を読んでコーヒーを飲み、出社しました。

「えっ、こんな書き方する人いるの?」

と思うかもしれませんが、いるんです。


ここまで「、」を連打するほど極端な人は少ないですが、ブログの添削をしていると「、」を多用する人ってチラホラ見かけます。悪い例文に違和感を感じなかった場合は要注意ですね。

顔文字や記号を使いすぎない

悪い文章例
マレーシアのスーパーって不思議!!
入り口にガードマンが立ってるんだけど、
いつも万引き防止でバックの口をロックしてくる(笑)
財布も出せないし、他の方法を考えてほしい^^;

なんか、この文章ガチャガチャしてません?

ビックリしたり、笑ったり、焦ったり。感情を表現するツールとして「!」や「?」、また顔文字を使うのは有効ですが、使いすぎると逆効果になります。


特に、1つの記号を多用しすぎるのに注意です。

やたら顔文字が多いとか、やたら(笑)が多いとか。記号を多く使うのって、文章の自信のなさを隠すためでもあるので、極力記号に頼らない文章を目指していきましょう。


読みやすい文章のポイント

一文を長くしすぎない。

僕がアフィリエイトを始めたのは2011年の9月のことで、この頃から僕は会社を辞めたいと思っており、その理由は毎日毎日、死ぬ気で働いても給料は対して増えない事と、残業や夜勤ばかりで自由な時間もとれず、自分の好きな事が全くできないという不満から、「こんな生活をあと40年も続けたくない」と思ったからです。


これ、何が書いてあったか一発で分かりました?

何が言いたい文章なのか分からないですよね?


では、次に一文を短く区切って同じ文章を読んでみましょう。

僕がアフィリエイトを始めたのは2011年の9月のことです。この頃から僕は会社を辞めたいと思っていたのですが、その理由は2つ。1つめは毎日毎日、死ぬ気で働いても給料は対して増えない事と、2つめは残業や夜勤ばかりで自由な時間もとれず、自分の好きな事が全くできないこと。何より「こんな生活をあと40年も続けたくない」と思ったからです。


書いてある内容はほぼ同じなのに、まったく印象が違いますよね?


文章を書くのに慣れていないと、やたら一文を長くしてしまうのですが、これは読み手側も読みづらいし、文章を書く自分も何を書いているのか分からなくなってきます。必ず一文は短く区切りましょう。

ちなみに、細かい文字数を意識する必要はまったくないのですが、1文は長くても80文字以内に抑えると良いと言われます。わざわざ文字数を数えなくても良いのですが、一文の長さの参考にしてみてください。

改行のルール


原稿用紙とブログの大きな違いは改行です。

ブログで見やすい改行とは

・パソコンでも
・タブレットやスマホでも

見やすいことを指します。


ただ、多くの人はブログを書く時にパソコンを使うのでスマホで自分のブログがどう見えるのかを気にしていない。(自分の書いた記事が、スマホやタブレットだとどう見えるか確認したことはありますか?)

パソコンでは読みやすいけどスマホでは読みづらい、反対にパソコンでは読みづらいけどスマホでは読みやすい。また、ライティングは人を引き込む力があって上手なのに、改行が微妙なせいで頭に入ってこない記事も見かけます。


改行についてこの記事で全部語ろうとすると、文章がめちゃくちゃ長くなってしまいそうなので、改行のルールは下記の記事を参考にしてみてください。

ブログでベストな見やすい改行とは?Web文章のルールまとめ


接続詞を少なく


今回紹介する中では比較的難易度が高め。

けど、接続詞の使い方をマスターすると文章がグッと読みやすくなります。


まず接続詞とは

しかし、でも、そして、また、たとえば、したがって、だから、けど、さらに、ところで


といった文章のつなぎに使う言葉です。


接続詞は文章を書くためには絶対に必要ですが、使いすぎると文章のリズムが悪くなります。実際、気づかぬうちに接続詞だらけの文章になっている人も多くいます。

ポイントは「順接」を削ること。
逆説
しかし、でも、けど、ところが、だが
今までの文章と180度転換する時に使う。
順説
だから、そして、すると、そのため
今までの文章を補足するために使う。

まず、逆説を削るのは難しいです。

下記の文章であれば逆説の「だけど」を抜いても意味は通じますが、日本語としては明らかに分かりづらくなりますよね。特に長い文章になるほど意味が通じなくなる可能性が高いと言えます。

私はとてもお腹が空いている。だけど、ダイエット中なので食べられない。


一方で、順接は比較的削るのが簡単です。

私はとてもお腹が空いている。だから、今すぐレストランへ行こう。


この例文の「だから」も一見必須に見えますが、削っても問題なく意味は通じますよね?日本語的におかしいこともないと思います。


僕もそうなのですが、人によって接続詞を多用するクセがあります。

自分の文章にどれだけ接続詞が使われているかを確認してみて、もし文章の大半が接続詞にまみれていると感じたら、順接で削れるところがないかチェックしてみましょう。

誤字脱字をしないように見直しをする


記事を書き終わったら必ず見直しをしましょう。

学校のテストだって最後に見直ししますよね。それと同じです。


誤字脱字は100%防げる!とまでは言いませんが、1回見直すだけでも誤字脱字はほぼ無くなります。10記事20記事と書いていくうちに1記事2記事くらいは誤字脱字が出てくるかもしれませんが、それくらいまで減らせます。

1記事ごとに必ず誤字脱字がある人がいますが、単純に見直しをしていないだけです。1度見直しをするだけでも大半の誤字脱字は防ぐことができるので、面倒くさがらずに必ず記事を書いたあとに見直しを行いましょう。


番外編:いかがでしたか?を使わない


大いに僕の個人的見解が含まれます(笑)


ブログ限定の話なのですが、やたら記事の最後に

・いかがでしたか?
・いかがでしたでしょうか?

みたいな文を入れたがる人がいます。


正直これウザくないですか?

いかがでしたか?って聞かれてもどうすりゃええねん…と。


そもそも、「いかがでしたか?」ってサービス提供側がよほど自信を持ってないと使えない言葉だと思うんです。自分のサービスは間違いなく一級品であると確信しているからこそ「いかがでしたか?」って聞くわけなので。

個人的な見解が入っているのは否定しませんが、「いかがでしたか?」は止めましょう。


まとめ


以上、ブログで読みやすい文章を書くライティングのポイントでした。


…と言いつつも、今回紹介したのはライティングスキルというよりは、【文章力の基礎】みたいなものだと思ってください。よく「あの人らしい文章」みたいな表現が使われますが、基礎の部分はどんな人でもほぼ同じです。

つまり、この記事で紹介したポイントは最低限のルールみたいなもの。


読者を引き込む文章を書けるようになりたいとか、商品を売れる文章を書きたいと言った、本当の意味でのライティングテクニックは、また別の記事で紹介していくので楽しみにしていてくださいね。





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