ワードプレスを一瞬でカスタマイズできるプラグイン。
ブログのデザイン変更も、クリック測定やアクセス解析も、作業効率化も。初心者から上級者まで、ワードプレスブログを運営にあたりプラグインは必須です。
ただ、それゆえに注意!
ワードプレスプラグインは便利な代わりに、デメリットや危険性もあります。
特にプラグインを入れすぎているほど悪影響が出てくるので、あまり語られないWordPressプラグインのデメリットを見ていこうと思います。
WordPressプラグイン3つの危険性とデメリット
単純に重くなる
ワードプレスのプラグインは、スマホのアプリと同じです。
アプリをたくさん入れれば便利になるけど、そのぶんスマホが重くなって動作が遅くなったり、時にはフリーズしてしまったりする。
ワードプレスも全く同じで、プラグインを入れすぎるほど動作が重くなっていきます。ブログの表示速度が遅くなるということですね。
ブログの表示速度が遅くなることでどんなデメリットがあるか?
ブログ訪問者からしてみれば見づらくなるのもありますが、何より大事なのはGoogleが表示速度の遅いサイトは検索順位を下げると名言していることです。
2018年7月からの
「スピードアップデート」
によってSEOにも影響してきます。
ユーザー視点から見ても、Google視点から見ても表示速度の遅さはマイナスになるので、ワードプレスにプラグインを入れすぎる事はマイナスになりえます。
ちなみに今はGoogleが表示速度を測定するツールを提供してくれているので、プラグイン関係なしに一度ブログの表示速度を測定してみる事をオススメします。

プラグイン干渉による不具合多発
プラグインは、ワードプレス公式が用意しているわけではありません。スマホアプリのように、第三者が開発してプラグインを無料で公開し、僕らはそれを使わせてもらっている。
これは1人1人が規格もサイズも違う歯車を持ち寄っているようなもので、複数のプラグインが同時に有効になることでエラーが発生することがあります。
例えば1つのプラグインが正常に機能しない。
最悪、ブログが表示されなくなります。
もしブログにエラーが起きた時は? 「原因はわからないけど、ブログが正常に表示されなくなった!」「なんか謎のエラーメッセージが表示されるんだけど…」 そんな時は、ワードプレスのプラグインをいったんすべて無効化してみると解決する場合が多いです。また、プラグイン無効化で問題解決するなら、いずれかのプラグインが悪さしていることも分かりますよね。 その場合、プラグインを1つずつ順番に有効化していけば原因を特定可能。ワードプレスに不具合が生じた時、まず疑うべきはプラグインと覚えておくと良いです。
プラグインのセキュリティ的な問題
先程も少し話したように、プラグインは有志が作成したものです。
ただ、なかには何年も前に開発されてそれっきり、というプラグインも多々あります。古い部品をずっと使っているようなもので、プラグインの干渉も起きやすいし、セキュリティ面での危険性も増加します。
例えば、アフィリエイト界隈で有名なプラグインにAdSense Managerがあります。
でも、このプラグインは最終更新が何年も前になっています。

1年更新されていなければ少しだけ怖い。
2年更新されていなければそれなりの危険性。
3年更新されていなければセキュリティ的にはアウト。
もちろん、古いプラグインを使っているからブログがすぐにハッキングされるとかウイルス感染するなんてこともありません。
ただリスクを避けるなら、長い間更新されていないプラグインを使用することは避けたほうが良いです。
特に、AdSense Managerのように有名なのに実は危険なプラグインは結構多いです。
Google検索でワードプレスのおすすめプラグインに出てきたから…と入れていたプラグインが実は猛毒な可能性もあるので、下記の記事で入れるべきではない5つのプラグインが入っていないか確認してみてください。
まとめ
ワードプレスのプラグインに潜むデメリットを見てきました。
プラグインを使えばHTMLなどのデザイン知識も不要で、ワードプレス初心者さんにとっては非常に心強い武器です。
でも、闇雲に数が増えることはデメリットや危険性だらけなので、
・プラグインじゃなくてもできる事はHTMLで
・プラグインの数を極力減らす
・よくわからず有効化しているプラグインは削除
といった事は必要ですね。
プラグインは正しく使えば本当に便利ですし、自分が運営しているブログのプラグインを確認してみてくださいね。
