2016
8
08
さくらサーバーからエックスサーバーへの移転方法【ワードプレス】



いつも通り自分のブログを開いてみると、なぜか画面は真っ白で代わりに503エラーというキーワードだけが表示されている…恐らくあなたはそんな経験をした事があると思います。

503エラーはサーバー負荷が多すぎる(アクセスが多すぎると同じだと思ってOK)ことで表示されるエラーなので、問題を解決しない限りずっと本来のアクセスを取りこぼしてしまう事に。


その解決手段というのが、より負荷に強いサーバーへ移転することです。

一概には言えませんが安いサーバーより高いサーバーのほうが負荷に強いと考えてもらって問題ありません。


そして今回はその中でもさくらサーバーを使っていて負荷が大きくなってしまった方が、エックスサーバーにブログを移転する方法をお話していきます。

サーバー移転というと難しく感じるかもしれませんが、作業自体はそれほど難しいことではないので、今から解説する通り1つ1つ確実に進めていきましょう。



移転に必要な手順


まずは簡単にさくらサーバーからエックスサーバーへ移転するためにやるべき手順をまとめてみました。

この手順通りに進めていけばあなたがHTMLの知識すらほとんどないレベルだとしても、十分にサーバー移転を完了させてエラーを解消させることが可能です。


STEP1.エックスサーバーの契約
STEP2.エックスサーバーへドメインの追加
STEP3.さくらサーバーのデータベースをエクスポート
STEP4.さくらサーバーのワードプレスファイルをダウンロード
STEP5.エックスサーバーにファイルをアップロード
STEP6.エックスサーバーにデータベースを追加
STEP7.config.phpの書き換え
STEP8.動作確認URLをチェック
STEP9.ネームサーバーの変更



では、ここから早速STEP1に移っていきましょう。



STEP1.エックスサーバーの契約


エックスサーバーへ移転するのであれば、何はともあれまずはエックスサーバーと契約しないと始まりません。

それにエックスサーバーに申し込みをしてもすぐに使用できるわけではなく、半日~1日くらい待つことになるので、できるだけ早めにエックスサーバーの契約を完了しておきましょう。


エックスサーバーの申し込みはこちらからできます。
>>エックスサーバーの申し込みはこちら

また、申し込み手順の動画も用意してあるので参考にしてください。




ちなみに動画の中ではX10というプランを選択していますが、あなたのブログのアクセスに応じてプランを変更してください。

ブログにもよりますが、X10プランでも1日10万PVくらいなら耐えられるので、それ以上のアクセスを見込んでいる方は1つ上のプランに変更する方が良いです。



STEP2.エックスサーバーへドメインの追加


次はエックスサーバーに使用するドメインを追加していきましょう。

エックスサーバーのサーバーパネルにログインして、「ドメイン設定」をクリックします。またその次のページで「ドメインの新規追加」をクリックしましょう。




するとエックスサーバーに追加したいドメインを入力する画面が出てくるので、これまで自分が使っていたドメイン(URL)を入力していきます。

ちなみにこの時https://の部分は不要です。



ドメインの入力が終わったらあとは「ドメインの追加(確認)」ボタンをクリック。その次の画面でも「ドメインの追加(確定)」を押せばエックスサーバーへのドメイン追加は完了です。





STEP3.さくらサーバーのデータベースをエクスポート


次はさくらサーバーからデータベースをエクスポートしていきます。

難しそうな言葉が出てきましたが、要はさくらサーバーから必要なデータを抜き出すだけで、作業としてはそれほど難しくありません。


まずはさくらサーバーのコントロールパネルに入ってもらって、「アプリケーションの設定」から「データベースの設定」を選び、さらに次の画面で「管理ツールログイン」をクリックします。




するとphpMyadminというページのログイン画面が出てくるので、ユーザー名とパスワードを入力して「実行する」をクリックします。




phpMyadminにログインしたら、まずは画面左上にある項目から自分のデータベースを選択。その後上にあるタブから「エクスポート」をクリックします。



「構造」の中にある「DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT を追加」にチェックを入れて、画面右下の「実行する」ボタンをクリックしましょう。するとさくらサーバーにあるデータベースが抜き出されます。




STEP4.さくらサーバーのワードプレスファイルをダウンロード


次にさくらサーバーからワードプレスのファイルをダウンロードします。

ただしFTPソフトを使って丸ごとダウンロードしていくことから、それなりに時間がかかる作業なので、まとまった時間が取れるときに作業を行う事がオススメです。


ちなみにFTPソフトはFileZilleが良いですね。


さくらサーバーにFTPソフトでアクセス


FTPソフトと言っても訳が分からないという方もいると思うので、ひとまずはFTPソフトを接続できる状態にしておきましょう。

FileZillaを開くと、上の方に3つの項目があります。

・ホスト
・ユーザ名
・パスワード

この3つを入力しないとFTPソフトは何の役にも立たないので、まずはこの3つの情報を調べていきましょう。

さくらサーバーを使用されいるのであれば使用開始の時に「仮登録完了のお知らせ 」というタイトルのメールが届きます。


その中に《 契約サービスの接続情報 》と記入されている項目がありますが、その中の「FTPサーバ名」「FTPアカウント」「サーバパスワード」が先ほどのFileZillaの3項目に該当します。

あとは3項目を入力して「クイック接続」をクリックすれば、サーバーに接続することができます。これでワードプレスファイルファウンロードの準備は完了です。


ワードプレスファイルがある場所


ワードプレスのファイルをダウンロードしろと言われても、一体どれがワードプレスのファイルなのかわからないと思います。

そこでワードプレスのファイルがある場所まで移動していきましょう。

まずFileZillaで接続すると下記のような画面がでると思いますので、その中にある「www」というフォルダをダブルクリックして進んでいきます。



次の画面は人によって違ってくるのですが、ここでは移転したいサイト(ワードプレス)のフォルダをクリックします。



正しいフォルダを選択すれば下記のように「wp-content」「wp-admin」といったフォルダなどが入っている層が出てきます。

もしワードプレスブログを移転させたいにも関わらず、これらのファイルがない層に行ってしまったら、1つ前の階層に戻りましょう。



もしワードプレスブログを大量に運営していてどれが移動させたいフォルダなのか分からない場合は、「wp-content」⇒「uplosds」と進んでみると良いです。

このフォルダの中にブログで使っている画像が保存されているので、画像を見れば自分が運営するどのブログなのか一発で分かります。


ワードプレスファイルをダウンロード


ワードプレスファイルのある階層までたどり着けたら、あとはひたすら必要なファイルをダウンロードしていきます。

まずは自分のパソコンのデスクトップにダウンロード先となるフォルダを1つ作成しておきましょう。名前とかは何でも構いません。


そして、いよいよダウンロードに移ります。

分かりやすいようにこちらの画像も見ておいてください。



FileZillaには①左上枠を見てもらうと「ローカルサイト」と表示されているところがあるので、その項目の一番上にある「デスクトップを選択します」




すると②左下枠に自分のデスクトップのファイルが表示されるので、先ほど新しく作成したフォルダを選択してください。




あとは③右下枠でファイルをまとめて選択し、②左下枠のフォルダに突っ込みます。




これでワードプレスファイルのダウンロードが始まりますので、あとはダウンロードが完了するまでひたすら待つことになります。

ちなみにネット環境や移転するブログの記事数などによっても違いますが、ファイルを全てダウンロードするまでには相当な時間がかかります。なのでまとまった時間が取れるときにダウンロードした方が良いです。


また、ダウンロードの際にエラーが出てしまうファイルがあります。せっかくダウンロードしてもエラーが出るファイルだったら意味がないので、FileZillaでエラーが出ていないか確認してください。

エラーは「失敗した転送」のところに表示されます。




ちなみにファイルを一括でダウンロードするとエラーになりやすいので、容量の多いところはフォルダ1つ1つとか、できるだけエラーにならないようにダウンロードしてみると良いです。



STEP5.エックスサーバーにファイルをアップロード


STEP4にてさくらサーバーからダウンロードしたワードプレスファイルを、エックスサーバーにアップロードしていきます。

アップロードに時間が掛かった事からも分かるように、ファイルのアップロードにも相当な時間がかかるので、やはり時間のあるときに作業を行ってください。


エックスサーバーにFTPソフトでアクセス


ダウンロードの時と同じくFileZillaでサーバーに接続します。

ただし、先ほどはさくらサーバーだったのに対し今回はエックスサーバーなので、当然ホスト名やパスワードなど入力する項目は変わってきます。


エックスサーバーのホスト名などが分からない場合「【Xserver】■重要■ サーバーアカウント設定完了のお知らせ (試用期間)」というメールを探してみてください。

その中に「▼サーバーアカウント情報」という項目があり、さらにそこに「FTPホスト」「FTPユーザー」「FTPパスワード」の3つが記入されているので、FileZillaに入力してサーバーに接続しましょう。


ワードプレスファイルをアップロードする場所


さくらサーバーとエックスサーバーでワードプレスファイルの階層まで行く方法が異なります。

まずエックスサーバーにアクセスすると自分のブログのドメイン(URL)が出てきます。そこで今回移転するドメインを選択して次に進みましょう。


するとまた色々な項目がありますが、その中に「public_html」というフォルダからさらに先へ進めます。




その中は恐らく何もファイルが無いと思うのですが、これはドメインを追加したばかりだから当然ですね。今からここにワードプレスファイルをアップロードしていくとになります。


ワードプレスファイルをアップロードする


STEP4でダウンロードしたワードプレスファイルを、先ほど見つけた「public_html」のフォルダ内部にそのままアップロードしていきます。



これだけでワードプレスファイルのアップロードは完了なので、次はワードプレスのデータベースをエックスサーバーに追加していきます。



STEP6.エックスサーバーにデータベースを追加


エックスサーバーのサーバーパネルを開き、「MySQL設定」を選択します。



次のページでまずは「MySQL追加」をクリックすると下記のような画面が出てくるので、任意のデータベース名を入力します。

ちなみにこの時文字コードのところを「UTF-8」へと変更することを忘れないようにしてください。



入力と変更が完了したら「MySQLの追加(確認)」⇒「MySQLの追加(確定)」とクリックしていけばOKです。



このデータベース名は後から必要になってくるので、①データベース名:○○○という感じでメモしておくとサーバー移転をスムーズに進められます。


MySQLユーザの追加


先ほどデータベースを追加したので、次は新規ユーザーを追加していきます。

MySQL設定のページから「MySQLユーザ追加」のタブを選択し、「MySQLユーザID」「パスワード」にそれぞれ任意の文字を入力してください。



あとは先ほどと同じくユーザー名とパスワードをそれぞれ②、③としてメモしておいてください。これも後のSTEPで使用していきますからね。


アクセス権の追加


最後にデータベースへのアクセス権を追加していきます。

MySQL設定の画面の「データベース」という項目に、先ほど追加した①のデータベース名が表示されていると思います。



この列の「アクセス権未所有ユーザ」を見てもらうと、先ほど追加した②ユーザー名が含まれているはずなので、そのユーザー名を選択して「追加」をクリック。

すると今まで「ユーザーはいません」となっていた「アクセス権所有ユーザ」のところが、②のユーザー名に変更されているはずです。

これでアクセス権の追加も完了です。



STEP7.config.phpの書き換え


先ほどワードプレスのファイルをアップロードしたわけですが、config.phpだけ一部修正を加えていかないといけません。

まずはエックスサーバー側のconfig.phpをダウンロードしましょう。


そしてconfig.phpを開いてみるとデータベース名、ユーザー名、パスワードなどの項目があるわけですが、ここはさくらサーバーとエックスサーバーで違ってきます。

STEP6でエックスサーバーに新しいデータベースを追加した際に①や②などコピペしてもらったと思いますが、それをここで入力していきます。



データベース名:STEP6でコピペした①
データベースのユーザー名:STEP6でコピペした②
データベースのパスワード:STEP6でコピペした③


となります。


あと「MySQLのホスト名」も入力する必要があるのですが、これはエックスサーバーの管理画面から「MySQLの設定」をクリックして飛んだページの一番下に書いてあります。

これをコピペしてconfig.phpの「MySQLのホスト名」へ入力しましょう。




ここまで完了したらconfig.phpの書き換えは完了なので、先ほどエックスサーバーからconfig.phpをダウンロードしたのと同じ場所に上書きでアップロードします。



STEP8.動作確認URLをチェック


ここまでの作業でさくらサーバーからエックスサーバーへのワードプレス移転はほぼ完了。

あとはネームサーバーを書き換えるだけで正式にサーバーが移転されるのですが、もしかしたらミスをしているかもしれません。

特にネームサーバーは1度変更されれば反映にかなり時間がかかるので、間違えてしまうとかなりの手間となります。


そこでここまでの作業が完了した時点で、エックスサーバーの動作確認URLでチェックをしてみましょう。


エックスサーバーのサーバーパネルで「動作確認URL」⇒「動作確認URL設定の追加」と移動します。





すると動作確認URLを追加したいドメインを選択するページが出てくるので、自分が移転したいドメイン(URL)を選択して「動作確認URL設定の追加(確定)」をクリックします。





動作確認URL設定のページに動作確認アドレスが出てくるのですが、このアドレスをクリックしたら移転前のブログが表示されたらOKです。




STEP9.ネームサーバーの変更


ここまでの作業でブログの外観を完全にコピーすることができました。言わばブログのクローンを作り上げた状態だと思ってください。

なのでいよいよここに魂を入れていきます。ネームサーバーをさくらサーバーからエックスサーバーに切り替えることで、サーバー移転の作業は完了となります。


そしてネームサーバー変更の手順ですが、移転したいドメインをどこのサイトで取得したかどうかを把握してください。


例えばさくらサーバーで取得したのか、エックスサーバーで取得したのか、お名前comで取得したのか、ムームードメインで取得したのか。

移転先ドメインを取得したサイトでないとネームサーバーを書き換える事はできないので、まずは自分がどのサイトでドメイン取得したのか確かめてください。


その上でネームサーバー変更の画面にいって

ネームサーバー1:ns1.xserver.jp
ネームサーバー2:ns2.xserver.jp

と記入します。(3以降については空欄でOKです)


ネームサーバーを変更すると反映まで数十時間かかりますが、その後はしっかりとエックスサーバーに切り替わった状態でブログが表示されます。

これでさくらサーバーからエックスサーバーへの移転作業は完了です。



まとめ


ここまでの作業お疲れ様でした!

これでさくらサーバーからエックスサーバーの移転は完了です。


今回はあくまでエックスサーバーへの移転を例にしましたが、どのサーバーを利用する場合でも大まかなサーバー移転の手順は変わりません。

ワードプレスのファイルとデータベースをダウンロード→アップロードして、config.phpやネームサーバーなど細かいところを直せばサーバー移転は完了です。


せっかくブログに良い記事を書いていても503エラーになってしまっては、自分にとっても訪問者にとっても良くないですし、エラーが多発ぎみの方はぜひサーバー移転を実施してみてください。

世界を自由に飛び回りながら生きてみませんか?

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