アドセンス利用規約と規約違反の一覧まとめ【NGワードとNG画像】

アドセンスは稼ぎやすい広告である反面、利用規約が厳しいです。

NGワードに触れたらアカウント停止!禁止事項に触れたらアカウント停止!なのに禁止事項が分かりづらく、注意してもアドセンスが無効化されてしまうことも…

けど、クリック型広告においてはアドセンスが最強。

他にもクリック型広告はあるのですが、アドセンスとその他広告では圧倒的にクリック単価に差があるので、利用規約や禁止事項を把握した上で慎重にアドセンスを運用していくしかありません。

では、どのような行動がアドセンスの利用規約に触れるのか?どのようなブログ運営すればアドセンスから警告や停止の処分を受けることなく稼ぎ続けられるのかをお話していきます。

目次

アドセンスの利用規約と禁止事項8つ

アドセンスブログ運営する上で注意してもらいたい禁止事項は8つ。

1.自己クリックはしない
2.誤クリックを誘発するデザインを避ける
3.ファーストビューに広告を表示させない
4.著作権を侵害しない
5.NGワードを使わない
6.トラフィックエクスチェンジを使わない
7.低品質なコンテンツを作らない
8.特定ジャンルの広告と混在させない
9.禁止ジャンルを扱わない

特にこの中でも気をつけるべきが「低品質コンテンツ」「著作権の侵害」「ファーストビュー」あたりの問題になります。もっとも、低品質コンテンツ以外は注意さえしていれば防げる問題でもあります。

だからこそ、これらの禁止事項や利用規約を事前に知っておくことが大事になってくるので、今から順番にアドセンスブログを運営する上でのNG行動を見ていきましょう。

1.自己クリックはしない

アドセンスを自分でクリックすることです。

数十円のためにアドセンスを無効化される、なんて事になったら最悪ですよね。アドセンスって何度も取得できるようなものではないですし。

ただ、以前のように

1回クリックした!はいアウト!!

みたいにGoogleも細かく文句を言うことはなくなりました。

なので、間違えてクリックした程度ならGoogleも見逃してくれるので、わざわざ連絡する必要はありません。何度も、明らかに異常と思われるクリックが続いた場合、アドセンス規約違反となりアカウント無効化を食らう恐れがあるので気をつけておきましょう。

2.誤クリックを誘発するデザインを避ける

例えば画像の横にアドセンスを置く。

他にもアドセンスをクリック誘導するようなデザインにする。(以前、僕が実際にやっていて今は禁止されたのが、アドセンス広告の背景に黒色を入れて、youtube動画のように見せかけクリック誘発させることでした 笑)

あとは、クリックを誘導する文章もNG行動です。

「クリックお願いします!」みたいな文章が記事に入っているだけでアウト判定を食らう可能性があるので、コメント欄含めてアドセンスのクリック誘導と取られる可能性がある文章は入れないことが必要になります。

3.ファーストビューに広告を表示させない

ファーストビュー。

つまりページを開いて最初に見える画面ですね。

このファーストビューに広告が入る事をGoogleは嫌うので、記事の一番上に広告を持ってくることはNG行動となります。特にsingle.phpで広告が記事上に自動で表示されるように設定している人は注意です。

ファーストビューはPCでは良くても、スマホで引っかかる場合が多々あります。

4.著作権を侵害しない(NG画像の使用)

気をつけるべきは画像。

画像にしても動画にしても、よほどアドセンスのお怒りに触れるようなものでなければ、アカウント一発停止を食らう可能性は極めて低いです。

芸能人であれば肖像権があるので、ホントは許可なく画像を使ってはいけません。ただ、ネット上においては暗黙の了解というか、グレーゾーンとして見過ごされています。

ただ、あくまで見逃されているだけ。

下記の記事を見てもらえば分かりますが、僕らは決して大手を振って画像を使えるわけではありません。芸能人や画像の引用はグレーなことを忘れないでください。

トレンドアフィリエイトで芸能人の画像や動画は転載可能?著作権や肖像権問題

その上で気をつけてもらいたいポイントですが、まず下記の画像はブログに載せないほうが良いです。少なくともアドセンスと一緒に掲載すべきではありません。

アドセンスでNGな画像

・ジャニーズ ・ディズニー ・アンパンマン ・サンリオ

グレーゾーンだから多少画像を使っても何も言われないとお話しましたが、この3つに関しては事務所側がかなり著作権や肖像権に厳しいです。

実際、事務所から削除依頼メールが届きます。

えっ、でも事務所からクレームが来るだけでしょ?
ならその時対応すればいいし、アドセンスは無傷じゃん

と思うかもしれません。

ですが、Googleとしてはそもそも事務所側にクレームを入れられたくない。となると著作権に違反しているサイトはGoogleが自発的に取り締まる。

つまりアドセンス停止を受ける可能性があるわけです。

だから上に挙げた3つのジャンルについては絶対にブログに画像を使うべきではないです。また、それ以外も許されているわけではない事は意識しておきましょう。

特にアイドルの画像を使うとかならまだしも、「アイドル○○は整形していた!」みたいなネガティブな記事であれば、事務所側もクレームを入れてくる可能性が高いでしょうし。

著作権に厳しい画像は使わない。

これだけでアドセンス停止のリスクを減らせます。

5.NGワードを使わない

停止や警告を受けるかなり大きな原因の1つです。

まずGoogleアドセンスの利用規約を見てみると、下記のような内容が禁止コンテンツに指定されていることがわかります。この禁止事項に触れる記事の数が増えるほどアドセンス停止などの可能性が高まると思ってください。

アダルト コンテンツ
家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
危険または中傷的なコンテンツ
危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
アルコールに関連するコンテンツ
タバコに関連するコンテンツ
ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
ヘルスケアに関連するコンテンツ
ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
報酬プログラムを提供するページ
不適切な表示に関連するコンテンツ
衝撃的なコンテンツ
武器および兵器に関連するコンテンツ
不正行為を助長するコンテンツ
違法なコンテンツ

特に気をつけるべきなのは

・アダルトコンテンツ
・危険ドラッグに関するコンテンツ
・衝撃的なコンテンツ
・ヘルスケアに関連するコンテンツ

あたりでしょうか。

トレンドブログなどでアドセンスが利用規約に触れた事例を見てみると、大半のパターンがこれらの禁止コンテンツに触れている場合が多かったです。逆に言えば、これらのポイントさえ押さえればアドセンスでNGワード関連の心配をする必要はなくなるとすら言えるわけです。

アダルトコンテンツ

露出の多い画像は要注意。女性の水着画像などもアダルトコンテンツと判断される場合あり。また、以前昆虫の記事を書いていたら「交尾」というキーワードがアドセンスの逆鱗に触れた場合もあり、言葉選びには徹底的に注意すべき。

危険ドラッグに関するコンテンツ

芸能人がお薬関連で捕まることがありますが、それを記事にしようものならアドセンスの禁止コンテンツに触れます。トレンドブログで気づかず記事にしている人も多いので注意が必要ですね。

衝撃的なコンテンツ

人の死に関するコンテンツだと思えばOK。訃報、事故など人の生死に関する話題でアクセスを集めてアドセンスで稼ごうとするとお叱りを受けるので、これもトレンドブログ運営者は特に気をつけるべき注意点になります。

ヘルスケアに関するコンテンツ

2018年になってからGoogleがやたら厳しくなった健康系に関する話題。アドセンス以前に健康系は順位が上がりづらく、おまけに販売方法次第(効果あるよ!的な表現)でアドセンスの規約違反になるので、最近の傾向で言えば健康系のブログや記事自体を避ける方が無難とも言えます。

6.トラフィックエクスチェンジを使わない

これは該当する人はほぼいないはずです。

トラフィックエクスチェンジというアクセス数の水増しみたいな方法が流行ったことがあったのですが、これを利用しちゃいけませんよ、というルールもアドセンスには用意されています。

もっとも、トラフィックエクスチェンジは意図的に使わない限りは問題が起きることはありません。ちなみに、アクセスを流す方法と言ってもリスティングなどでアクセスを流すことは規約違反ではありません。

7.低品質なコンテンツを作らない

アドセンスが利用規約に触れる原因No.1。

そして予防するのがもっとも難しい禁止事項でもあります。

低品質コンテンツによる違反というのは、単純にコピペやリライトをしている場合だけではなく、自分ではオリジナルの文章を書いているつもりであっても規約違反になってしまう可能性があります。

特にトレンドブログは低品質コンテンツとの戦いとすら言えますね。僕自身、低品質コンテンツということでブログが飛ばされアドセンスも無効化された経験もありましたし、アドセンスは生きていてもブログが先に飛ばされる可能性もあります。

低品質コンテンツを予防するには、

・オリジナル性
・文章のボリューム

この2つが大事ですね。

理想を言えば自分で取材、情報収集して文章や画像をまとめればオリジナル性の高い記事になるので、こういったブログが飛ばされる可能性はかなり低いです。またオリジナル性の高いブログは検索順位自体も上がりやすいです。

ただ、かといって文章のボリュームが少なすぎると低品質コンテンツとみなされる可能性があるので、今では1記事あたり1000文字くらいは無いとアドセンスの低品質コンテンツに触れる可能性が高いと言われています。

もっとも、低品質コンテンツ扱いになるということは、ブログの記事がユーザーにとって役立つものになっていない可能性が高く、ブログの運営方針自体を見直していく必要があるとも言えますね。

8.特定ジャンルの広告と混在させない

わかりやすいのは情報商材。

まずアドセンスとアマゾン、アドセンスとA8.netの広告などを同一のブログや同一のページで利用することは問題ありません。ですが、情報商材など一部の禁止商材を混ぜた場合アドセンス停止や無効の要因になります。

他にも、ギャンブル関連やアルコールの販売など。

(コンテンツそのものではなく、販売がNGということ)

これらの禁止されている商材広告と、アドセンスを同一ページで利用した場合はNG行動となります。(あくまで同一のページがNGです。同一ブログにこれらの広告とアドセンスが混在していることは問題ありません

9.禁止ジャンルを扱わない

特定ジャンルの情報を扱うブログにアドセンス掲載は禁止されています。

家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
・ポルノ、アダルト、成人向けのコンテンツ
・衝撃的なコンテンツ
・ご自身や他者を脅したり、危害を加えるよう促したりしているコンテンツ
・個人または個人で構成される集団を中傷、威嚇、攻撃しているコンテンツ
・人種、民族、宗教、障害、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性など、組織的な人種差別や疎外に結び付く特性に基づいて、個人または集団の排斥を促したり、差別を助長したり、誹謗したりしているコンテンツ
・過度に下品な言葉使い
・ハッキングやクラッキングに関するコンテンツ
・望ましくないソフトウェアのポリシー(英語)に違反するソフトウェアやコンテンツ
・不正なソフトウェアやアドウェア
・違法な薬物や麻薬関連製品に関するコンテンツ
・絶滅危惧種から作られた製品を宣伝、販売、広告するコンテンツ
・アルコール飲料のオンライン販売
・タバコやタバコ関連商品の販売
・処方薬の販売
・武器、兵器または弾薬 (銃火器、銃火器のパーツ、戦闘用ナイフ、スタンガンなど) の販売
・武器や兵器の強化や組み立て方法(武器や兵器の 3D 印刷、改造キット、8 割方完成した銃部品など)の指南
・授業や講義の課題や提出物の販売、配布
・ユーザーに報酬を提供することで、広告や商品のクリック、検索、ウェブサイトの閲覧、メールの閲覧を促すプログラムに関するコンテンツ
・その他の違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ

いろいろありますが、まとめると以下のとおりです。

アドセンスの禁止ジャンル

・人の死や不幸をネタにするな ・アダルト系はとにかくNG ・無責任な憶測で記事を書くな ・反社会的な話題に触れるな

特に、トレンドブログは「無責任な憶測で記事を書くな」に注意です。

【アドセンス】事件系で垢BAN祭り。今後の将来性とリスクを考えるでも書いたとおり、京アニ火災の記事で無責任な情報を拡散するトレンドブログが次々とアカウント無効化されました。

あと、アダルトも厳しいですね。

これはダイレクトなアダルト記事でなくても、「女性の水着の画像が入っている」とか「アダルトっぽさを感じるキーワードが入っている」なども対象になるので特に注意が必要です。

アドセンスの禁止事項ではなくなった?変更ルール

アドセンス広告は1ページに3つまで

アドセンスは記事内に3つしか入れてはいけない。

というルールが昔はあったのですが、今は広告の数に制限はなくなりました。ただ、コンテンツのボリュームに対して広告が多すぎる(例えば1000文字の記事の中に広告が5つも入っているとか)とアドセンスからNGを突きつけられる可能性があります。

スポンサードリンクの表記は必要?

アドセンス広告を入れる度に

・スポンサードリンク
・Sponsored link

という表記を入れる必要があると言われてきました。

ただ、アドセンスの利用規約をしっかりと読んでみると、実はスポンサードリンクの表記って必要ないことがわかります。実際、最近はスポンサードリンク表記を消した人も増えていますがそれで問題が起きたケースはありません。

サイトのユーザーに誤解を与えないようにし、ユーザーがコンテンツと Google 広告を簡単に区別できるようにすることが大事です。AdSense のポリシーでは、「関連情報」や「関連リンク」といった誤解を招く見出しの下に広告を配置することは禁止されています。広告ラベルには、「広告」または「スポンサーリンク」のみを使用するようお願いいたします。それ以外のラベルは許可されません。

これは「広告とコンテンツが区別できるようにしろよ」という話で、その措置として広告表記を入れるなら「広告」「スポンサードリンク」という表現のみ使ってね。という話になっています。

つまりよほど紛らわしい広告配置をしていない限りは、そもそも広告表記を入れなければ良いということになります。したがって、アドセンスを利用する場合も「スポンサードリンク」表記は必要ありません。

アドセンスの禁止事項を把握してブログ運営を

アドセンス停止や無効化の処分を受けてから

アドセンスの利用規約を見なきゃ…

という人がめちゃくちゃ多いです。

けど、アドセンス停止や無効化を食らってから禁止事項をチェックしたところで後の祭りなので、必ず事前にアドセンスの利用規約を確認し、禁止事項に触れないように注意していくことが必要になります。

プライバシーポリシーを見るのが一番良いのですが、少なくともこの記事に書いてある注意点や禁止事項を抑えるだけでもアドセンスから処分を受ける確率は大きく減るので、これを踏まえてブログを運営していきましょう。

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